「海は灰色
」のレビュー

海は灰色

柴田よしき

待ちに待った新作

ネタバレ
2026年1月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 聖なる黒夜から23年、シリーズとしては私立探偵・麻生龍太郎以来16年ぶり?の作品。三部予定の第一部。第二部との関連は薄く、この巻だけでも話としては成り立っています。麻生と練、2人の重い過去が時折顔を覗かせつつもそこまでシリアスにならず、コミカルな所もあってバディものの推理小説、という感じで面白かった!練が堅気になれてたらこういう感じで2人で探偵やってたのかな、とちょっと切なくなりました。おそらく2000年頃の話だと思うのですが、今読むともっと昔に感じます。終盤に連載時から大幅に加筆された箇所があり、いまいち掴みきれなかった麻生の練に対する今の気持ちが知れて良かった。
ここからガラリと雰囲気が変わりシリアスさが増す第二部、連載版から大幅にリライトされるということで期待と不安でドキドキしながら待ってます。
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