先生と、ずっと
」のレビュー

先生と、ずっと

らくたしょうこ

今度こそ、ずっと

ネタバレ
2026年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「先生と、それから」の続編。
私はこちらの方が好き!
前作では交際スタート時の曖昧さにどうにもモヤモヤし、その後咲翔が好き好き言い出してもゴリ押し感が拭えずトキメクことが出来なかったもので…。本作は2人の気持ちがしっかり固まっていて腰を据えて見守りたくなりました。…が、きますねすれ違い。令の為に成長したい咲翔と、成長し男を上げていく咲翔に不安を覚える令。2人の性格を考えればどちらの言い分も"らしく"て理解できます。どちらも間違っていないのであれば、つまり2人は合わないということなのでは…?と思っていたところにスバリ咲翔にそのセリフを吐かれてしまい、令と共にうえーんとなりました。その後の令の「見限られそうな今少しほっとしている」なんてモノローグには、うえーんしてる場合ではないと焦りました。
でも漢・咲くん、もちろんこのままにはしません。
本作での咲翔の成長っぷりには感動です。しきってはいないの、まさに今成長中って感じ。それが一冊通して感じられた。新社会人らしい勢いだけに任せちゃうところなんかはあるけど、先輩や令のアドバイスにも耳を傾けられるし、ちゃんとその後自分でも気付ける。
この喧嘩別れした後も、意地を張って連絡を絶った期間はあれど(それでも一週間)やはりある人から気付きを得るんです。それが何とクズ鷹見。実は私は嫌いじゃないの鷹見。続編でも相変わらずで笑ってしまった。令はすごい顔してたけどね(笑)
というわけで令に会いに行く咲翔。その時令が何をしていたかというと、妄想爆走男浅木に物事の道理を説いていました。
ほーう!
うじうじでもネガティブでも令はやっぱり経験積んだ大人なんだなってここで見直したわ。よかった、ただのどろんとしたじじい(注:まだ30代)のまま話が終わらないで(笑)
未来の自分を守るのはやめて目の前の咲翔が一番大事だと気付いた令。もう大丈夫かな。ぐじぐじの令も割と面白かったんだけどね(笑)
今度こそ不安なく楽しく過ごせますように。
2人はずっと、これからも一緒!
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