成長痛【単行本版(電子限定おまけ付)】
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成長痛【単行本版(電子限定おまけ付)】

梶ヶ谷ミチル

心に染み入る名作

ネタバレ
2026年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙からタイトルから何から何までエモい作品でした。ノスタルジックと言えばそうかもしれないけれど、成長に伴う痛みの経験はいつの時代も共通のものがあるのだと思います。そんな青春のほろ苦さや思春期ゆえの繊細な感情の揺れを、二人の出会い、別れ、再会をとおして丁寧にそして色鮮やかに描き出した、永遠に色褪せないであろう作品です。

明るく静謐な雰囲気をまとった夏目くんと、夏目くんへの恋をとおして著しい成長を見せるすばる。年をとった自分には、二人の出会いから会えない間にお互いを想うシーン、そして二人が結ばれるシーンまですべてがキラキラ輝いて見えるのですが、終盤に二人で星を見るシーンがかわいくてロマンチックで身悶えしました。恥ずかしながら「すばる」がどの辺の星か知らなかったのですが、次に晴れたら夜空に煌めく星の集団を探してみたいと思います。
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