このレビューはネタバレを含みます▼
メンズデリバリー業界が舞台ですが、とてもキュンキュンする純愛物語です。
主人公は、人気小説家の蒼井良平。
今までピュアな小説しか書いてこなかった彼が、新たな路線の作品に取り組むべく、意を決してデリバリーヘルスを試そうとします。
というのも、29歳にして付き合った経験もなければ性経験もないので、大人路線の小説を書こうにも全く知識がないのです。
そこで、風俗嬢にいろいろ教えてもらおうとした訳ですが、そんな良平に手取り足取り教えてあげちゃうのが、美人キャストのケイちゃん。
良平は綺麗な女の子を選んだつもりだったのに、ケイちゃんは女性のように綺麗な男性でした。
このように2人は、客とキャストとという身体から入った関係なのですが、いわゆるデリバリーの印象とは異なり、どこまでもピュア、なのにエロい(笑)もう最強です(笑)
良平に初めて触れる際の、ケイちゃんの言葉が男前でカッコいいんです。「キスと本番は好きな人としな。それ以外なら俺が全部教えてあげる」
そんな風にお仕事として一線を引いていたはずのケイちゃんでしたが、全てが初体験の、良平の初々しくて素直な可愛らしさに、愛おしさが募っていきます。
良平も、ケイちゃんのことがものすごく気になっているのに、恋をした経験がないので、自分の感情の正体が分からない。
そんな中、ある出来事が2人を刺激し、そこから紆余曲折があるのですが、2人が最後どうなったかは、ぜひ本編でご確認下さい。
ちなみに、電子限定版の描き下ろしでは、2人の「その後」とケイちゃんのスパダリぶりを見ることができます。
ピュアで可愛い純愛ストーリーだけどエロ満載がお好きな方は、ぜひぜひ!
2巻では、1巻でナイスアシストをしたカノンが主人公です。
デリバリーの仕事では、いろんな男を抱いたり抱かれるカノンですが、心から愛する相手と結ばれたことはありません。
というのも、愛したのは絶対に結ばれるはずのない相手だったから。
カノンのトラウマやひたすら隠そうとする恋心が、とても切ないです。
そしてカノンが愛してる相手も、秘めた気持ちを抱いていて⋯
涙なくしては読めない感動の結末は、ぜひ本編でご確認下さい!