聖女をクビになったら、なぜか幼女化して魔王のペットになりました。
」のレビュー

聖女をクビになったら、なぜか幼女化して魔王のペットになりました。

ももやま/美雨音ハル/にもし

ハッピーエンドで心からほっとした作品

ネタバレ
2026年1月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 途中どうなっちゃうんだろうって本当に心配した。
プレセアこのまま闇落ちか!?と思ったけどちゃんとオズワルドが迎えに来てくれて良かった。
ヒロインのプレセアが最初からずっと辛いのが見ていて痛々しい。
魔界に来て大事にされて、愛してもらっても、聖女になってから大切にされたことがないから、不信感と不安しかないのが切ない。
何度も何度も自分を受け入れてもらえているのか、嫌われないか、試さずにはいられなかった行動に、プレセアの深い心の傷を思わずにはいられなかった。
そんなプレセアをずっと自分を責めながら15年も探して、プレセアと自分の運命を変えるための代償として視力を失った魔王オズワルドの人生も苦難に満ちていて辛い。
2人が出会えてプレセアとオズワルドが一緒に暮らし始めた時の諸々のエピソードが微笑ましかったけど、全部読み終わってもう一回読み返すとますます切ない話に見えてしまった。
魔界と魔族を悪として扱っていた人間界だけど、プレセアにした仕打ちは人間のほうが非情で醜くて、プレセア闇落ちの際には、王子とヒマリ物理制裁で死亡確定かと思ったけど、プレセアが最後まで手を汚さずに済んだのは本当に良かった。憎い相手であっても手に掛けてしまったら、プレセアが一生それを抱えて生きていかなきゃいけなくなるからオズワルドが止めてくれて救われた。
いろいろあったけど最後ハッピーエンドで心からほっとした。
これまで辛かった分、2人とも幸せに過ごしてほしいな。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!