オリバーの心臓【シーモア限定版】
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オリバーの心臓【シーモア限定版】

丸田ザール

愛したのは悪魔か英雄か

ネタバレ
2026年1月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 題名の「オリバーの心臓」が何を指しているのか、物語が終わるまではっきりしないので続きが待ち遠しいです。第一話の表紙の独白「オリバー 私の心臓よ」とは一体どういう意味なのでしょうか?オリバーと出会うことで、心臓がオリバーへの愛を感じて脈動するということでしょうか?つまり、オリバー自身が心臓ということ?難しいです。物語が進むに連れて答えが導き出されるのでしょうが、気になります!こういうの大好きです!(笑)
受けのオリバーは戦神と呼ばれた国王の愛人です。攻めによって殺された敗戦国の国王は、どんな形であれオリバーを愛していたのは確かだと思いました。たとえその死後、オリバーが直視したくない事実が次々に発覚したとしても、全てがうそだったわけではない、そこに確かに愛情があったのだと。
攻めの将軍バンドレンとの交流を通して、オリバーの世の中への見方が変わり、バンドレンへの誤解が解け、無知だった少年から少しずつ成長していく姿に感動しました。完璧じゃないからこそ魅力があるんですね〜。
バンドレンは複雑な内面を合わせ持つキャラクターで、生い立ちも気の毒な予感。また、バンドレンの仕える国も、きな臭い感じがひしひしとするので、どうかバンドレンが不幸になりませんようにと祈ってます。
英雄として国民から敬愛されるバンドレンですが、オリバーからの印象がマイナスからスタートしており、愛するオリバーになかなか愛を返してもらえません。まだ1巻では、少しずつオリバーとバンドレンの心が歩み寄っているところなので、2巻が待ち遠しいです。
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