このレビューはネタバレを含みます▼
作者さん買いで積ん読から。借金取り立て屋の開×大学生の小鳥遊こと、ことりちゃんのお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計189ページ。父親の借金返済の担保となった大学生のことりちゃんを監視すべく、取り立て屋の開と同居することになって…。○○しないと出られない部屋というラノベっぽい軽い感じで始まりましたが、思ったより深かった!最初は仕方なく始まった奇妙な同居生活でしたが、ご飯を作ってあげたり、寝込んだ時は介抱してあげたりと、開さんが結構甲斐甲斐しくて良かった。おもて向きは怖い人なのに、ことりちゃんの気を引こうと頑張る開さんにはなかなか好感が持てました。ことりちゃんは絆された感じになってるけどこれは仕方ないですね。結局大事なものを閉じ込めておきたくなくて逃がしてしまうんですが、今の状況と昔の文鳥の思い出が上手くリンクしていて、意外としっかり作り込まれた展開でした。結局籠に閉じ込められていたのは誰だったのか。ことりちゃんが羽ばたいて出て行ったけど、ちゃんと帰ってきて良かったです。一見軽い感じですが、読みごたえがありました。