このレビューはネタバレを含みます▼
美貌の高校教師(国語古典科)宇佐美と、その生徒で美貌の双子・瑠璃と翠。超絶美貌のトリオによる、究極の愛のお話。倒錯、退廃、堕落あるいは昇華。それはほとんど狂気なのだけれど、どうしても3人でなければならない。この世のことなぞどうでもいい。ギリギリのラインで重ねる情欲。それは、本能だから。ちなみに全員リバ(でなければ有り得ない、耽美の極)。
思い出したのがフランス映画『ベティ・ブルー』(原題 "37.2 le matin")。もちろん映画と本作品とではストーリーも展開も何もかも全く違うのだけれど、本作品の双子が抱く愛の異常な無垢さ(初恋の価値観が変わる)と、宇佐美の圧倒的な魔性(美人の自覚はあっても魔性は無自覚なのが本物)から、狂気なぞものともしない透徹の愛を感じて、この映画を連想してしまったんだと思います。いや、本当に、大好き。
絵も美麗。宇佐美の専門である古典の香薫るのもたまらん。そして、宇佐美を彼たらしめた男・鶫の、あの夜のことも気になる!
第4巻がものすごく待ち遠しいです。