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レビュー

今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 10DANCE(8) 特装版

    井上佐藤

    愛、ひたすらに愛
    ネタバレ
    2026年4月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 社交ダンスにおけるスタンダード5種目とラテン5種目の全てで戦う究極の競技、10dance。この制覇を共に目指す、スタンダードの帝王・杉木と、ラテンの天才・鈴木。2人が抱くダンスへの狂気にも似た愛が、ホールドする手を伝い互いの全身へと流れ込む。それは激しい恋情となり、……いやはやものすごい熱量(色気に当てられてマヂ鼻血)で、既刊8巻までで何回ぶっ倒れたかわかりません。最高です。
    ネトフリで映像も拝聴しました。こちらも素敵に最高。町田氏、竹内氏、そしてお二人のペアの姫君たち、お見事でございました。そもそも体を作り込むだけでも気絶するほど大変なことだと思います。眼福。
    続く9巻で、いよいよBLとしての本領(?)、攻・受が明らかになるようですが、個人的には○×○×○×…(自粛)。いや、どのような展開であっても素晴らしいこと間違いなし!今後も1巻から何度でもループして楽しみたいと思います。
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  • 恋をするなら二度目が上等

    木下けい子

    三十路での再会Love
    ネタバレ
    2026年4月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ビジネス誌の編集者と大学准教授(経済学)。高校時代の痛みを乗り越えての、再会愛。
    柔らかな描線の絵で、コミカルさも真面目さもとても良い塩梅。心地よいテンポで楽しめました。いいお話!
    編集者・宮田くんにロックオンした岩永准教授(星澤先輩)が好きです。めげない。というか、本当に真剣なんだな。傷つけあった過去からも逃げることはせず、けれど囚われることもせず。今、再び自分の前に現れた宮田くんを、真摯に愛していく。第3巻で描かれる岩永准教授のバックボーンには厳しさも感じましたが、だからこそのハッピーな展開。いいお話!
    ちなみにドラマも拝聴しました。基本、原作至上主義なんですが、ドラマの宮田くん(長谷川慎さん)、違和感なく素敵でした。
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  • ギヴン

    キヅナツキ

    名作。究極に美しい音楽の物語。
    ネタバレ
    2026年4月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 祝・第17回BLアワード2026シリーズ部門第1位。
    この作品で、私はBLの大海に引き摺り込まれました。手にしたきっかけは、先にBL道を歩んでいた友の何気ないひと言「『ギブン』、いいよー」。…まさか、こんなに「音楽」が描かれている作品に出逢おうとは。かつて自分がその中を泳ぐように聴いていた音楽たちや、渋谷の路地の匂いといった思い出と共に、物語が濁流となって流れ込んできました。
    主な登場人物は、真冬と立夏、秋彦と春樹(以上4名がバンド「given」のメンバー)、柊と玄純(バンド「syh」のメンバー)の3CPと、それに絡むクラシック・ヴァイオリニストの雨月。そして、今はもういない由紀(まるでブラックホールのような)。
    それぞれの愛は、それぞれの音楽への愛と一体化してしまっているので、この世の幸せとは別次元にあるように見えます。それをここまで描き切ることができるのは、BLであるがゆえ、かもしれない。…ううむ、否、性別を超えたところというべきか。
    真冬の存在があまりにも「音楽」すぎて、読んでいて時々眩暈がしました。正直に言います。第10巻で、真冬の姿を見ることができて本当によかった。それくらい、彼は音楽の儚さを体現している。
    ここで完結とのこと。究極に美しく愛おしい、音楽の物語だと思います。
  • 卒業アルバム 増補版

    中村明日美子

    利人と光、2人の愛は続く
    ネタバレ
    2026年4月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 不朽の名作『同級生』シリーズ、大きなまとめの一冊。これは紙で手元に置いておきたかったが、もう入手が難しいか…。当方、BLに捕まったのが2025年夏で、ここに辿り着いたのがやっと今(2026年春)だった。もっと早く知りたかったなあ。
    中村先生の絵、モノトーンの時は19世紀末英国の画家ビアズレイを思わせる鋭い流れのある描線(大好き)ですが、カラーだとその線も色彩と共に柔らかくなる(カラーインクの滲みにうっとり)。作画技法を拝見することができたのは幸せでした。イラストレーションの一枚一枚に、リヒトとヒカルの軌跡を思って胸が熱くなります。収録されたコミックも然り。「はつ恋」は、2人の想いが心臓に突き刺さって倒れました。
    この増補版の刊行が10年前(2016年)。世の中は激変したけれど何にも変わってない、この矛盾。レビューが前後してしまったのだけれど、『home』の刊行が2023年。この時、リヒトとヒカルが24歳くらいとすると、今、2人は27歳くらいか。2025年にはリヒトの父を描いた作品も出て、この物語はまだ続いています。硬いことを言いたいわけではないけれど、社会のことも自然に考えることができる作品だと思います。そして、本当に、美しい。美しい物語。
    自分の人生に沿うていく書に出会うことができました。感謝。これからも楽しみにしています。
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  • home

    中村明日美子

    テンジョウのヒカリーBL必履修図書7
    ネタバレ
    2026年4月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 佐条利人と草壁光。感動の結婚式を経て、利人が関東に戻って就職(院卒で24歳くらいか)。そして2人は一緒に暮らし始める。デジタルで読んでおりますが、PCがショートするんじゃないかってくらい、愛が。もう、愛が、愛が。
    新居の内覧中、天井を見る光。高校時代に2人で見た教室の天井を思い出し、そして今、これからは一緒に帰る場所の天井を見る。昼間に見上げるマンションの白い天井のヒカリって、確かにとても静謐な感じがして好きです。いいなあ、若い2人の、それぞれの網膜に映るヒカリ。
    彼ら、それぞれの父とのお話も本当に素晴らしかったのですが、個人的にぶっ倒れたのは、やっぱりハラセンだった。…なんなんだ、あのキメ台詞は(打伏)。そしてそれを言わせたソラノ、君もまた、なんと愛おしい人なんだ。
    綺麗なばかりではない、けれど、限りなく透明で美しいこの物語の世界に、もっとずっと添うていきたいなあ。別冊『ダヴィンチ』の中村先生のインタビューも読みました。この先の物語を読むことができる世界に、本当に、早くなるように。大人として、ちゃんと生きていきたいなあと思います。
  • blanc #0 -Rings-【小冊子】

    中村明日美子

    rings愛を贈り合うーBL必履修図書5
    ネタバレ
    2026年4月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 二つのヒカリー利人と光が愛(指輪)を贈り合うお話。短編集です。
    本作を読んで、2人の指輪は金銀2本の重ね付けであったことを理解。おしゃれだ。そしてあのつらい仲違いの間、光の指には銀が1本、利人の指には銀が1本と金が2本嵌まっていたんだ。…切なさ倍増。
    そして、2人はこの時二十歳なんだよなあ…。
    大好きな人に、約束の印を贈ること。きっと太古の昔から、人類はその行為を連綿と行なってきた。本作において、二十歳の若者がそれぞれに心を砕いて準備した指輪に、なぜか、遺跡から出土した指輪を思い出したのでした。
    ああもう、完全にハマっております。
  • blanc

    中村明日美子

    心からの祝福をーBL必履修図書6
    ネタバレ
    2026年4月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 本巻は、佐条利人と草壁光、2人の人生におけるハイライト。読書でリアルに涙が流れたのは、ものすごく久しぶりでした。
    「好き」という言葉が、こんなに大切に感じられるお話は初めてかもしれないです。切なさも苦しさも内包された愛しさ。利人の悩みと、それを受け止める光の、本物の優しさ。
    そして、家族。父とは。母とは。本シリーズがしみじみと胸に迫るのは、すべての関係性が確かな「個」の物語として、丁寧に描かれているからではないでしょうか。無論、現実はもっと厳しいものであろうとは思います。ですが、私は利人と光に、その他の登場人物たちと同じように、心からの祝福を贈ります。この書の中で喜びと感動の涙を流す人々と一緒に。

    ううむ、語りすぎです笑。でも、ここまで入り込めた物語は、結構長い人生でもそうないな。片手くらいだ。
  • O.B.1+2[完全版]

    中村明日美子

    愛おしく日々は過ぎゆくーBL必履修図書4
    ネタバレ
    2026年4月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『O.B.1+2』タイトルから好きです。佐条利人と草壁光の京都ー関東遠距離恋愛の日々と、彼らを取り巻く人々のお話。それぞれの出会いや葛藤、苦悩と喜び、そのいずれもがこちらの胸に深く侵入してきます。改めて大きな「物語の力」を感じる作品でした。
    課題に追われつつ友人と呑みにも行く、佐条の大学生活。そこに毎月、バイクを飛ばして草壁が会いにくる。長くても2日という短い逢瀬を抱きしめ合う2人。彼らが18だと思うと、胸が一層熱くなる。なんというかけがえのない日々だろう…
    そして、登場するすべての人々ーー小松と竜一、有坂と響、原と空乃、城ノ崎、宮村、フジノ、名の出てこないマダム、みずきーーこうして名をすべて挙げたくなるほどに、彼らの物語すべてが愛おしいです。(個人的にハラセンがイチオシではあります)
    名シリーズ、残るは『blanc#0』『blanc#1』『home』『佐条利人の父とその部下』、そして『卒業アルバム 増補版』の5冊。こんなドキドキする読書、本当に久しぶりだなあ。
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  • 空と原[完全版]

    中村明日美子

    BL必履修図書3。物語に新しい青い風。
    ネタバレ
    2026年4月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ これも傑作。二つのヒカリ(佐条利人と草壁光)を取り巻く人々にライトが当たります。
    利人と光の高校卒業後のお話。新入生のソラノが、本当にいいキャラクターです。不器用にヒョロヒョロと伸びた背丈と手足。でもその内側には、年齢を超えた思慮がある。愛に、生きることに、とても真摯。
    そんな新入生と、生徒には絶対に手を出さないハラセンが絶妙な絡み合い。そして、彼らの過去の傷である有坂先生やフジノのお話も(彼らもまた傷つきながら生きている)。何より本シリーズは、同性愛として生きることの苦悩も非常に丁寧に描いてあると感じます。ゆえの、透明感と両立する物語の圧倒的な奥行き。
    ページの最後の最後、撃ち抜かれて倒れました。宝物シリーズ決定です。
  • 卒業生[完全版]

    中村明日美子

    BL必履修図書その2
    ネタバレ
    2026年4月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『同級生』から『卒業生』へ。佐条利人と草壁光、夏服での出会いから1年半が過ぎ、大学受験を控えた冬から卒業式までの物語。作品独特の透明な浮遊感の中、シリアスもコミカルも等価に降り注ぐ感じです。いやー、細部まで愛おしい。
    卒業が近づく中、音楽教師ハラセンの動きがやや活発に。佐条への想いを、大人としての仁をもって(かなり)ぐらつきながらも抑える。そんな言葉や行動の数々に撃ち抜かれました。肩に小さな「理性」とかね笑。ハラセンの過去も一部明らかになりますが、ああそれで、と、色々と腑に落ちる感覚も。ううむ、ハラセン。やっぱり素晴らしいよ、大人代表。
    光の真っ直ぐな愛も眩しい。利人は無自覚の魔性属性(つまり本物)だから、光も大変だよね(いや、ハラセンもだけど)。けれど、光の利人への想いは揺らがない。あんなにもまっすぐな嫉妬。しみじみとかみしめました。
    大きな試練(高校生ならばなおさら)を乗り越え、佐条と草壁、ふたつのヒカリは新たなステージへと時を進めていきます。
    次はハラセンにもライトが当たる『空と原』へと、読み進む所存です。
  • 同級生[完全版]

    中村明日美子

    BL必履修図書
    ネタバレ
    2026年4月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 佐条利人と草壁光。ふたつのヒカリ。名前から完璧。
    放課後の教室、1人で合唱曲の影レンをする利人をみて、恋に落ちる光。こうして文章にするだけでも指が震えるほど美しい景色なのに、中村先生の個性美かつ繊細な描画とコマ割りで、絵巻物の中に吸い込まれるような気持ちになりました。まさに、名作。BLの必履修図書であります。書内には「あきのたの…」有名な天智天皇の和歌をはじめ、美しいフレーズがそこここに(「肩コウ骨は翼のあと」がお気に入り)。そして原先生がまたいいよね。こちらの年齢のせいか、なんだかシンパシーを感じました。大人代表として最高。
    1巻で進む時間の濃密なこと。まさに「まじめにゆっくり恋をしよう」(あとがき引用)。小説でも映画でも、少なくとも私は他に似た作品を知りません。特別な読書体験でした。
    続くシリーズ全てを、少しずつ丁寧に読んでいきたいと思います。
  • 夜画帳【コミックス版】

    Byeonduck

    数多の壁を乗り越えて
    ネタバレ
    2026年4月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 身分差。心の傷。そして、同性であること。それらを一つ一つ乗り越えての幸福。
    物語の始まりには、ここまで豊かな愛の結実が見られるとは思っていませんでした。読後感、驚きと共に暖かです。
    春画から始まる出会いや、色情狂の若君、傲慢な貴族たちといった圧の強いストーリーで、初めは読み切れるか少し不安も感じました(それほどに、ユン・スンホ(貴族・攻)の傷は深い)。しかし様々な事件が起きるたびに、ペク・ナミン(画家・受)も成長し、スンホも愛に目覚めてゆく。そしてフルカラーの美しい描画で、大作映画を鑑賞した気分になりました。大満足。
    なお、私はコミックス版で読みましたが、先輩レビュアーの方が教えてくださったタテヨミ版ラストのエピローグ上下もぜひぜひ。
    幸福感倍増です。
  • 新宿69へヴン【単行本版】

    ウノハナ

    歌舞伎町の底で光る純愛
    ネタバレ
    2026年4月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 舞台が歌舞伎町ながら主役はホストではなく、風俗ルポライターの九谷(攻)とウリセンのヒロム(受)。どちらも、今いる場所に望んでいるわけではない。けれど、出ていくこともできない。街の匂いが染み付いたふたり。
    九谷の愛が大きくてグッときます。そしてその愛によって、ヒロムは嘘に塗り固められた自分自身を少しずつ溶かしていく。クラブオーナーのヨシさんや、同居動画配信仲間の学生たちなど脇役も含め、歌舞伎町という街だからこその物語でとても良かったです。
    後半、ヒロムが猛烈に可愛くなるんだよなあ。九谷への抱きつき方とか、ものすごくキュンとくる(画力!)。そして小冊子での、ヒロムの極悪顔(愛ゆえの)は最高。歌舞伎町という深海の底で光る純愛。どうかこれからもずっと、幸せでいてほしいです。
  • ラベンダーの咲く頃に

    cheongdam

    外国+貴族+身分差+拘束
    ネタバレ
    2026年4月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 19世紀末から20世紀初頭頃か(車道には馬車)。表向きは高級サロン、実は裏社会ならず者の巣窟である「エデン」の腕利仕事人だったノアと、かつて因縁を持った貴族の次期当主ヘンリー。子供だったヘンリーの家庭教師として屋敷に入り込み命を奪うはずが、その細い首の上に乗った美しい顔と聡明さゆえに、当時は仕事を果たすことができなかったのだ。6年後、思いがけず再会することとなったヘンリーは、ノアの背を大きく越えた男となり彼を拘束する。恩師の背中の傷が恋しかった。倒錯的なのに純愛。
    時代設定のみならず、宝石と同じ紫の瞳とか程よいファンタジー感が読みやすいと思いました。ハーレクイン的ハッピーエンドも良き。
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  • そしてすべてが動きだす

    内田カヲル

    胸筋健在で完結。
    ネタバレ
    2026年4月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 超ヘタレだけど天才漫画家の藤代(攻)と、その高校時代の先輩で元編集者・現マネージャーの坂口(受)のお話、第3巻完結編。表紙から釘付けですわよ、坂口の胸の割れ目が額縁の中に笑。先輩の雄々しくてセクシーな胸筋、健在。
    新たな登場人物として高校時代の坂口の友人・三崎が2人に絡むわけですが、そりゃあねえ色っぽいもんねえ、坂口。ノンケ三崎がぐらついちゃうのもわかるなあ。男としての色気がすごい。そんな坂口は、藤代にとって先輩であり恋人でありマネージャーでありママンである。そして藤代のために、坂口も尽くす手を惜しまない。もう、たぶん一生離れられない2人。すね毛もリアルな描画でコミカル、けれど愛いっぱいなお話でした。
    しかし今って、漫画の制作現場も激変していますよね。もしも藤代が今も漫画を描いているとしたら。きっと坂口がアシさんたちもうまーくマネージして、ちゃんと藤代が時代に乗れるようアシストするんだろうなあと想像。
    どこかでまた逢えたらいいな。
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  • 夜が明けたらもういちど【単行本版】

    峰三イツカ

    美麗!幼馴染の再会物語
    ネタバレ
    2026年4月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりに夢にみたその日、幼馴染に再会。圭(29・受)と凪(26・攻)の物語は、互いを大切に思い合う両片思いゆえに超じれったくてせつない。そしてその影には重い社会問題も潜んでいて、2人の愛のぎこちなさが一層やるせないです。
    しかしとにかく絵が美しい。ただ綺麗なだけでなく、圭も凪もその人柄までもが表された描画で、繊細な表情・表現に惹き込まれます。圭はものすごく美人で、凪は年下わんこの理想型(ほくろがかわいい)。画力がストーリーを心地よく牽引していきます。
    地元から離れた都会で、これからもきっと色んなことがあるだろうけれど、ずっと幸せに生きていってほしい2人です。
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  • チャイム【甘えたい獣 下巻収録小冊子】

    ゆいつ

    エロと爽やかの同居
    ネタバレ
    2026年3月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 本来あり得ないはずの、エロと爽やかさの同居。対義語かってくらい遠いはずの二つの単語が、ギュギュッと詰まった短編でした。
    何せジュンタ(受)が純粋にエロい。アラタ(攻)への真っ直ぐな愛がものすごくエロいという、まさしく沼。学校の教室、机の上でおいおい、あんなこともこんなこともしちゃって。休み明けのジュンタがとても心配なのですが、アラタもまたジュンタへの愛が極太直線なので、読後感がなぜか爽やかというパラドックス。ゆいつ先生、本作も最高でした。
    (追記)すごい重箱の角だけど、作品冒頭のちあき(アラタの友人)が履いてるパンツってイッ○イ・○ヤケのプリーツか?本編でもちあき氏は何気におしゃれで我が最愛キャラなのだった。ちあき氏主演のスピンオフを心待ちにしております。
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  • ギンモクセイの仕立て屋

    マミタ

    素敵な銀座の恋物語
    ネタバレ
    2026年3月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『40までにしたい10のこと』で絶大な人気を博しているマミタ先生の作品。
    銀座の老舗テーラーを祖父から引き継いだ生吹(うぶき・35・受)と、超一流レストランの元給仕長である灯生(てお・30・攻)。どちらの名前にも「生」の字があって、しかも灯生の名は天才画家ゴッホを世に知らしめた弟のテオから取られたという。この2人が、とびきり仕立ての良いスーツに身を包み銀座を舞台として紡ぐ恋物語。いやー、素敵しかないでしょう。マミタ先生のスーツ愛が随所に漏れ出ているのが最高です(が、作画カロリーは大変なものだったとこと。ごちそうさまです!)。
    潰れそうだったテーラーを、灯生の導きで立ち直らせていく。そして生吹自身の人生も。描き下ろしのエロはまたまた素晴らしいです。さすがはマミタ先生、ごちそうさまですありがとうございます(拝)。
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  • ワンルームエンジェル

    はらだ

    超、名作。
    ネタバレ
    2026年3月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ BLアワード2020年第1位受賞作。超、名作。BLの大海はどこまで広大なんだろう…。
    我々が生きているこのどうしようもない世界のことを考えさせられる。登場人物全員に血の通った人間を感じて、突きつけられる現実は正直しんどい。でもみんな、どうにかこうにか生きている。日々のどん底で出会った天使は、翼はあるけれど、なんだか変…。そして思いもよらぬ展開へ。それは本当に美しい結末でした。まだ胸が苦しいな。この痛みは、素晴らしい物語の醍醐味だ。シリアスな内容なのに、セリフや展開が秀逸で読後感は最高です。
    いわゆるBLという領域には納まらない作品ですが、日本のコミックスにはこんな傑作があるのだと誇らしく思います。
  • 甘えたい獣【電子限定漫画付き】

    ゆいつ

    尊すぎるギャップ萌え
    ネタバレ
    2026年3月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 受のジュンタがヤバい。黒革ライダーズもバイクも金の両耳ピアスも似合うイカつい系かつ美貌のDKって。そして甘え下手の超甘えたって。ヤバいって、可愛すぎます。そして攻のアラタのキャラもいい!映像制作の課題がある(美術系?)大学生で、おそらく着てる上着はMA-1。背も高いよね、185くらいありそう。明るくて人たらしで、でもジュンタへの思いは真面目。アラタがジュンタのバイト先の先輩に嫉妬して言葉攻めが強くなるのもたまらんですし、ジュンタがアラタの過去にモヤついたりするのもたまらん。いやー、いいCPだ。ギャップ萌えが尊すぎる。
    さらに、脇役のキャラも良かったです。アラタの友人ちあき(実は最愛キャラ。メガネ萌え)も、ジュンタのバイト先の先輩えーじも素敵でした。エロも素晴らしく、満足度最高ランク。ジュンタがつくる愛情朝ごはんを、アラタがずっと食べられますように♡
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  • 1095日の花束

    みつこ

    花束は愛の言葉
    ネタバレ
    2026年3月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ いやー、素晴らしい恋愛物語でした。
    繊細で美麗ながらリアルも感じる描画で、遙(はるか・攻)と晃成(こうせい・受)、ふたりの恋模様がより立体的に迫ってきます。どちらも控えめな性格というか、優しいけれど、言葉が足りないからね。とても大切に想い合っているのに、それが伝えられずすれ違ってしまう。でもその苦しさもどかしさも、乗り越えればふたりの揺るぎない絆になっていく。花束は愛の言葉。
    第1巻は晃成目線、第2巻は遙目線で描かれているのも良かったです。いいね、バラの植え込みがあるレストラン。遙さんのお店、ご近所にあったら常連になりたいです。たまーに晃成さんにお会いできたりしてね。
    カミングアウト、どうするのかな…。ふたりの未来が知りたいです。続編希望。
  • 愛になるまでもうちかい【単話版】

    吾瀬わぎもこ

    素晴らしき体格差
    ネタバレ
    2026年3月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 天才・わぎもこ先生のデビュー作だそうです。すでに画力が神。登場人物である悠基(30・受)とちか(21・攻)、いずれもとても魅力的なのですが、特にちかの色っぽい切長の眼にはグッときました…。元野球部のちか、身長2メートルくらいか。筋肉も素敵。そして攻ながら料理も掃除も得意であるのみならず、瞬間的に見せるフェミニンな物腰がたまらない。素晴らしき攻。対する、悠基の小柄な体躯(165cmくらい?)と真面目さゆえの不器用な生き方が愛おしい。素晴らしき体格差。包み込まれる幸せ、そして自分の人生を取り戻していく救済への開放感。短編ながら読み応えある作品でした。そうそう、方言もたまらんです。何度も読み返すお気に入り、決定。
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  • うつくしい体【単行本版(電子限定描き下ろし付)】

    鹿島こたる

    ミューズの生
    ネタバレ
    2026年3月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 15年の月日を日本画の大家のミューズとして生きてきた男・ミチル。その圧倒的に美しい身体に、大家の作品をタトゥーとして入れる依頼を受けた彫師・夕路。芸術に捧げられるミューズに、個人としての生はあるのか。長く囲われ生きてきたミチルのもがきを、愛ゆえの芸術はさらなる高みへと連れていく。素晴らしい。鹿島こたる先生の描画ならではの、タイトル通りに美しい物語でした。日本画とタトゥーという接続も好きです。さらにO.ルドンが重なっていくのもグッときた。大満足。
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  • カラーレシピ

    はらだ

    完全に狂ってる(褒めてます)
    ネタバレ
    2026年3月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ サイコパス。執着愛。かなりキツイ拘束シーンもありますが、こういう物語もアリだと納得。タイトルも、何気に深い。
    攻めがとにかく普通でないのが、俯瞰で見ると切なくも感じます。…まあ、受けもよく考えると普通ではないのですが。
    で、はたと気づく。普通って何よ。もちろん法に触れ他者を傷つけることは許されないけれど、実はこの世の中、愛の正義は人の数だけある。小説やコミックスは、そのファンタジーを物語として具現化してくれます。
    なんというか、捻れたエネルギーみたいなものを感じた作品でした。突き抜けたダークさ。面白かった。
  • カム トゥ ハンド【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】

    タトゥーも優しい
    ネタバレ
    2026年3月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 高校の音楽教師とその教え子であるタトゥーショップの店長。タトゥーが出てくるなんて強そう怖そうと思いきや、どこまでも優しいお話でした。音楽教師・美晴の天然っぷり(雪道で昏倒するレベル)も愛おしいですが、タトゥーのデザインを真剣に描く嵐の一途さにも心洗われます。35歳と28歳ですからそれなりに年齢差はありますが、むしろこの2人にはいいバランスかも。あ、身長差もいい感じです。
  • キライの恋人

    じゃのめ

    不器用だけど綺麗な恋
    ネタバレ
    2026年3月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 短編集。いずれもじゃのめ先生らしさが詰まった作品で愛おしいです。表題作、高校生男子のなんとも不器用な、でもこの瞬間ならではの綺麗な恋。そもそも言葉はややこしいものだけれど、DKだとやっかいさ倍増。キライという言葉の奥にある心よ。素敵なお話でした。その他の作品も、登場人物がみんな魅力的。人生ってとにかく思うに任せぬものだけど、ふと隣にいる誰か。どうか、みんなお幸せに。
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  • お狐様のお気に入り【コミックス版】

    茉白あさひな

    美し可愛い!
    ネタバレ
    2026年3月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 神様のお使いである狐が、人間に恋をした!それはもう、甘くて可愛いお話でした。
    とにかく絵が綺麗。狐の化身・三珠(みたま)さんの可愛いさ炸裂しています。そして人間・暦(こよみ)くんもクールビューティー…。見目良い2人の幸せ物語。優しさが欲しい日にぴったりの物語だと思います。
  • のけもの共に祝福を【電子限定おまけ付き】

    冬房承

    竜人と人身御供の愛。特級。
    ネタバレ
    2026年3月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 竜人アダンと、その人身御供として現れた人間ヨナークの物語。壮大なファンタジーです。
    描画も物語も特級。まずは一通り貪るように読み、さらに細部まで楽しみながら再読。新たな発見があるから、巻末の「各話雑感」も併せ、すでに何周もしています。素晴らしい作品!
    アダンとヨナークが、互いを思いやる中で愛に目覚め、それを深めていく様がしみじみと愛おしいです。アダンは竜人としてすでに神話的な時間を生きていながら、番に出会ことができず孤独を常態としてきた。そしてヨナークもまた、人間として幼少期から寄る辺なく生きてきた。まさに、のけ者たち。そんな2人が心の底から求め合い長く永く幸せに沿うていく未来を、読者として願わずにはいられません。
    …っていうか、読みたいって。2巻じゃ足りないー。続編、スピンオフ激希望。
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  • YOUNG GOOD BOYFRIEND

    ダヨオ

    病める時も健やかなる時も。
    ネタバレ
    2026年3月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 前作も素晴らしかったのですが、本作はやばい。2人の愛が炸裂しています。撃ち抜かれました…。
    出会ったのは水沢の高校時代。高津はその教師。17歳と37歳でスタートした年の差カップルが、21歳と41歳、さらに出会いから13年後と時を重ねていきます。はー、素敵すぎる。前作は「恋のお話」だと感じましたが、本作は「愛のお話」。大学生になった水沢の、同級生との関わりも味わい深い。やがて2人は同居を始め、ラストには水沢・30代、高津・50代の姿も。…ああもう、本当にぐっときた。
    「病める時も健やかなる時も」。読後、この言葉が浮かびました。水沢と高津。関東のどこかで、今も愛し合いながら暮らしていることを祈ってます。
    追記:番外編「メモリーズ」、良すぎて倒れます。これほどに思い出を大切に生きられる人生って、いいな。そして水沢と高津みたいな運命じゃなくても、自分もちょっとだけ昨日を大切にできたらいいなと思いました。ああ、BLって偉大だ。
  • YOUNG BAD EDUCATION

    ダヨオ

    20歳差もはや運命。
    ネタバレ
    2026年3月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 水彩画でしょうか、綺麗な表紙。美しく聡明な若者と、盛りはとうに過ぎた男の、恋のお話。素晴らしかったです。
    高校教師の高津(37)と、その生徒である水沢(17)、その歳の差は20歳。でも、どうしようもなく惹かれてしまう、どちらも。もうすっかりおじさんなのに、生徒への恋心を抑えることができない高津の切なさ。堪えているのに、目線の先にはいつも彼が。そして、ひょんなことから高津の思いを知り、思いがけず自分も高津への思いを募らせてしまう水沢。先生の私物に、手をかけずにはいられない。恋とはこんなに苦しくて、どこまでも甘美なものだと感じました。もはや運命かな。ボーナストラックも素敵。続編も読みます。
    もう1遍、作家と宅配便の青年のお話も入っていて、そちらも楽しかったです。
  • slip【ペーパー付】【電子限定ペーパー付】

    epaule

    超ハイスペ☆イケオジ×2の拗らせ純愛
    ネタバレ
    2026年3月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ これは傑作!とにかく見目よいイケオジ2人が超絶眼福。並んで立ってる御姿、拝むだけでも至福。
    そして出てくる全てがハイスペック☆☆☆☆☆ホテルの部屋、それぞれの会社や事務所、私邸のインテリア(センス良し!)、登場するロケ地も豪華。そんな環境下での、モデルと見紛うシゴデキ40男の拗らせ純愛ときたもんだ。贅沢がすぎます…爆。大好き。
    さらに、登場する女性たちが素晴らしいんです。秘書さんや家政婦さんなど、みんな気が利いててちゃんと優しい。そして腐。素敵。当方まだまだBL初心者なのですが、こういったお話は初めてでとても新鮮でした。
    描画の美しさはもちろん、セリフも秀逸。引用「致死量の幸福を浴びた目眩」、…はい。浴びまくって倒れましたわ。また浴びて倒れにきます、何度でも。
  • 残像スローモーション

    じゃのめ

    永遠なれ緑高映画部!そして未来へ
    ネタバレ
    2026年3月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 祝第3巻発売!そして完結。第3巻の表紙が素晴らしすぎていきなり泣きました。市川の笑顔が眩しい…
    高校映画部・元部長で大学1年の菊地原仁と、現部長・市川義一の恋。人生において高校時代はたったの3年。その刹那の時に出会う恋の尊いこと。その特別な場所からの旅立ちが、たった1年ずれるだけでも2人の心は大いに揺れる。それぞれの立場で…。本当はお互いに甘えたくて頼りたくて。でも、お互いを守りたい、本当に。遠距離恋愛って、やっぱり簡単じゃない。けれどそれを乗り越えていく。2人にとって、そして仲間にとっても大切な「映画」で…涙ー。最っ高のシリーズでした。描き下ろしの市川が可愛すぎて倒れましたわ。
    そうそう、市川組でコンペ・グランプリを獲った作品「シュレディンガーの旅行鞄」。絶対読みたいです。スピンオフ本気で待ちます。
    緑が丘高校映画制作部よ、永遠なれ!寿と真央、礼と詩音、そして仁と義一。さらに、部員みんなの未来に、幸多からんことを。
  • 帰らなくてもいいのだけれど

    内田カヲル

    何この新婚家庭♡
    ネタバレ
    2026年3月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ヘタレだけど天才漫画家の藤代と、その才能に惚れ込んだ元編集者で現マネージャーの坂口。シリーズ第2作。
    体毛も胸筋も、ますます濃ゆくて最高です。今作では2人の周辺の人々(坂口の元同僚や藤代の新規アシスタントズ、坂口・藤代の家族)との様々な出来事が描かれますが、一貫しているのは2人の揺るがぬ信頼関係、その名も愛。ストーリー最高でした。
    しかしこの巻、時代感そのまま(90年代っぽい)に実写映画化しても面白そう。コミカルでマッチョなのになんだかお洒落。ううむ、キャスティング妄想中。…むふふふふ。
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  • 「となりのメタラーさん」番外編集【電子限定版】

    マミタ

    プチフール詰合せ
    ネタバレ
    2026年3月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ メタラーでパティシエ・壮司&保育大学院生・遣斗カップルの、番外編をまとめたもの。短編集ですが、小編ひとつひとつが可愛いお菓子みたい。プチフールの詰め合わせ。あったかくて幸せな気持ちで本を閉じられます。本編から引き続き、ぜひお好きなお飲み物とご一緒に。
    なお本編でもいい味だしてた園児・みちこさん、ここでもナイス。子どもって、意外と大人より大人よねー。そして短編ながら、2人の関係が一歩進む流れも。マミタ先生の作品には、マイノリティへのとても自然で優しい眼差しを感じます。新作、早く出ないかなー。
  • としのさ夫夫

    たつもとみお

    管理て(笑) 愛だね。
    ネタバレ
    2026年3月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 26歳・ライターの潤也(攻)と40歳・会社員の啓司(受)は同棲5年の14歳差年の差カップル。嫉妬深くて不器用な啓司に、「愛しい人」と微笑む潤也。家事を取り仕切り、丁寧で健康的な手料理を用意するのは、啓司の全てを「管理」したいから。つまり啓司の細胞まで自分のものにしたいという執着であって、…愛が深すぎる笑。スッキリと綺麗な線の描画で、物語もエロコミカルに進んでいくのですが、時々「…!」となる言葉や展開が飛び込んでくるのが最高でした(「指回し」とかヤバいわ)。何気に2人とも、闇が深い。でも、本来人間ってそういうもんだよなあと、明るく心地よい読後感。同居猫シャノア(あ、本物の動物の)もいい味だしてる。また、話ごとに入るオマケも、とても粋で良いです。細部まで楽しくて、何周もしてます。スルメ作品。
  • となりのメタラーさん

    マミタ

    轟音に隠された優しさ
    ネタバレ
    2026年3月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ BL界への偉大なる扉のひとつ『40になるまでにしたい10のこと』の作者、マミタ先生の初期作品。やはり、さすがです(敬)。
    保育を学ぶ大学院生の遣斗と、メタルな風貌でコミュ障なパティシエの壮志。古いアパートの隣人である2人が、ものすごくゆっくりと近づいていく、とても優しいお話です。第一話から、その穏やかな魅力に引き込まれました。メタルの轟音に繊細な心を隠して生きる壮志にとって、日々幼児と接している遣斗のコミュニケーション能力は、これまでになく安心できるものだったのだろうなあ。読後の多幸感、お墨付き。
    雪国を舞台に描かれる暖かな物語ですが、その内容には、他者とのコミュニケーションの悩みや、親しくなった同性にゲイであることをカミングアウトすることの難しさなど、大切な事柄も丁寧に描かれています。切なさも愛おしい。
    遣斗と壮志、いついつまでもお幸せに!
  • 曲がり角に、犬

    じゃのめ

    猛犬注意(愛!!!)
    ネタバレ
    2026年3月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ DKもの。フェミニンと思っていた方が攻だったという、まさかの展開。それがものすごく良かったです。支配者(飼い主)はどっち?首筋の噛み跡が愛しい、猛犬注意!
    じゃのめ先生の作品は、どれもほんとに映画のようです。物語の粋さのみならず、絵の構図が好きです。本作登場人物の名前からも想像するに、先生ご自身とても映画がお好きなのかなあとも拝察いたします。そしてご趣味の重なる部分がある気がして、嬉しくなっております。このお話、コミックスとしては完結しているけれど、…大学同棲生活、読みたいなあ。続編希望。
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  • 美しい彼

    凪良ゆう/北野仁

    究極の恋愛物語※第6巻刊行・追記
    ネタバレ
    2026年3月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ※2026/3/27 第6巻刊行 追記
    平良と清居が結ばれた後の日々が始まる。清居のあまりにも可憐な嫉妬心。対する平良の、まるで尼のような清居への信仰心は変わらずとも、抱く時の眼差しは明らかに攻。大きな平良の手に包まれた、清居の顔の小さなこと。それぞれの未来へと踏み出していく道程を見守りたい気持ちが大爆発してます。ああ、秋の新刊発売まで全6巻を何周することやら…。
    *******
    これ以上ない直球のタイトルが、これ以外には考えられない、本当に美しい物語でした。
    社会におけるヒエラルキーは強固なようでいて、その内側で揺らぎ続けている。恋は人を、強くも弱くもする。高校時代から始まる平良と清居の心(と身体)の振幅が、読んでいてずっと切なく胸に響いてきました。5巻、めちゃくちゃ良かった…涙。
    様々なメディアで発表されている作品ですが、拝読したのはコミックスのみ。平良も清居も、北野先生の絵でインプットされてしまったので…。北野先生の繊細な描画を、今しばらくは堪能したい。新刊の発売を心待ちにしています。
    ですが、コミックス5巻までで原作小説もちょうどひとまとまりとのこと。初BL小説は凪良先生かな。
  • フェイクフィクション【電子限定描き下ろし付き】

    ゆいつ

    珠玉のセリフが渋滞。最高の俳優恋愛劇。
    ネタバレ
    2026年3月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 俳優同士の恋愛。その始まりは完全に身体から。でも、重ねるたびに、何かが変わっていく。
    俳優モノって、互いの芝居へのリスペクトで燃え上がったり、役と素が絡まって燃え上がったりするのも醍醐味だと思うのですが、本作はその辺りもステキに堪能できます。
    そしてベットでの会話が、攻・受ともに最上級。…いい!!! BLならではの珠玉のセリフが大渋滞してます。だからこそ、身体から心まで繋がっていく…。最高の恋愛劇。
    さらに。ゆいつ先生、さらに画力がアップされたのではないでしょうか…(敬)。どの決め顔も表情とか至高なのですが、小さなカットにもたまらん顔の嵐と透がいる。抱き合う時のさりげない手の位置とか、もーーーーーーーーーーー(悶)。
    (追記)読み直してて気づいてしまった。電子限定書き下ろし特典の最終ページ、透の右手の小指。…か、可愛いかよ!!!!!
    続編、ありますよね?超絶希望!!!
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  • 新装版 キューピッドに落雷

    鈴丸みんた

    恋って落雷。
    ネタバレ
    2026年3月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 先輩と後輩、DK初恋物語。めちゃ可愛いお話でした。なるほど名作。初恋なだけに、色々と試行錯誤なのが微笑ましい…笑。そして尊い。絵も物語に合っていて素敵です。新装版ということで、特典がいっぱい付いているのも楽しい。
    キャラクターがみんな魅力的なのです。主人公の慎吾とその恋人である蒼生(幼少期に付いた額の傷は美しい個性)はもちろん、慎吾の友人・穂高や蒼生の友人・輝人と勇志、3年の猛生先輩など、みーんな見た目も中身もイケメンで大変素晴らしい。
    そしたらちゃんとスピンオフ作品があった!すぐ読みます。
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  • 恋知らずの神様に捧ぐ

    滝端

    社会人ものの楽しみ、高得点!!!
    ネタバレ
    2026年3月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 電子コミック大賞2026ノミネート作品。敏腕社長とその秘書の恋。2人とも超絶仕事ができるのに、恋愛はほぼ初心者というアンバランスさがなんとも素敵なお話。
    秘書の佐後(受)が社長の浮津(攻)に出会ったのは、実は10代の頃。その時からずっと一途に、努力を惜しまず浮津を追いかけてきた。晴れて彼の秘書となり、自らの能力の全てを捧げて仕えてきたのに、その崇拝の人から恋愛対象としての眼差しを向けられて大混乱!佐後はフランスのクオーター、美貌の困り顔がそそります。そして、それまで仕事一筋だった浮津の、佐後に対する真摯、というより真面目すぎて初々しい告り方も良いですな。実に心地よい、大人のラブコメ。
    ちなみに推しポイントとして、2人のスーツ姿を挙げたい!生地の感じ(厚みとか柔らかさとか、上質感!)と、それに包まれた良い身体…♡社会人ものの楽しみ、高得点です。あと出番は少ないながら、運転手の八木も要所でいい味だしてます。
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  • テンカウント

    宝井理人

    繊細な心、魂の救済。
    ネタバレ
    2026年2月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ BLアワード2015年第1位。不潔恐怖症の青年とカウンセラーの物語。
    空気にも恐怖を感じる極度の生きづらさすら、受け入れていかざるを得ない。重い子ども時代のトラウマを抱える城谷。そして偶然の事故で彼と出会い、その症状に気づいたカウンセラーの黒瀬もまた、忘れることのできない過去を背負っていた。行きつ戻りつしながら、互いへの愛情で少しずつ心の傷を癒し、乗り越えていく。繊細な心の救済が丁寧に描かれています。人気の高さが納得の作品。終盤、攻の言葉責めがちょっと強まるのですが、幸せの形としてそれもまた良き、でした。
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  • お伽噺は泡と消え

    じゃのめ

    溢れる叙情、愛おしさに溺れる
    ネタバレ
    2026年2月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ じゃのめ先生の描く叙情に溺れています。ああ、猛烈に愛おしい…
    丘(受)と朱巳(攻)は高校時代からの親友で、いわゆる身体の関係で長く続いている。それぞれに悩みを抱え、共に社会的には孤独に生きる覚悟ゆえ、ただ身体を重ねる行為でのみ繋がろうとする。本当は、互いを深く慈しみあっているのに、それを表わすことができない。まるでハリネズミのジレンマ。
    儚くも美しい北欧のお伽話が、本作の通奏低音として流れています。ああもう、本当にたまらないなあ…。また大好きな作品に出会いました。今、南国の空の下で、きっと2人は幸せに暮らしていると思いながら、何度も読み返したいと思います。
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  • 聞いて、俺の恥ずかしい音 【電子限定特典付き】

    吾瀬わぎもこ

    軽やかにハマる深淵。変態美。
    ネタバレ
    2026年2月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 変態美なんて言葉ないと思いますが、使いたくなってしまう。癖(へき)も、突き詰めれば美しい。
    落ち着いて考えると、…なかなかに受け入れ難い世界(液体系)のはずなのに、なぜかショロロッと物語に吸い込まれてしまいます。そう、登場人物の寺崎(攻)のように。ノンケだったはずなのに、気づくと安藤(受)の超絶特殊な性癖を受け入れ、あまつさえ愛おしくなってしまう。
    なんとも不思議なコミカルさを持つ物語が、吾瀬先生の圧倒的画力(初期作品ながら素晴らしい!肉体美はもちろん、寝起きの髭とかまで素敵…)でどんどん展開していきます。すごい深淵に、超軽やかにジャンプして飛び込む感じ。最高。
    なお、吾瀬先生の作品は全て追いかけていく所存です。ついて参ります(三つ指)。
  • 后宮のオメガ

    露久ふみ

    麗しき神話的ファンタジー
    ネタバレ
    2026年2月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースの物語、表紙絵からもその麗しさが伝わります。
    透き通るような白い肌。プラチナに近い金髪に、アクアマリンの瞳。王族ながらオメガとして生まれた故に蔑まれ生きてきたイリヤは、ハヌ国の妃として嫁ぐことになる。しかしハヌは、オメガを神の使いとして崇める国であった。夫となる王子ハーリドはまだ幼いが、生まれながらに王たる器をもつ人物。過酷な運命を乗り越えた後に再会した彼は、褐色の肌に漆黒の髪、逞しく聡明な男に成長していた…。まさに、神話的ファンタジー。とても美しいです。
    全3巻、このファンタジー世界における近隣諸国との物語もあって、堪能できました。豊かさも感じられる、大人のお伽話だと思います。
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  • ストレリチア

    ゆいつ

    ファッショナブル!!!
    ネタバレ
    2026年2月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ホストの物語。扉絵がほぼファッション誌。ヴェルサーチ?ヴァレンチノ?モノトーンなのに、極彩色を感じる絵。ゆいつ先生、此度もまたまたさすがです!
    そして男たちの色気がヤバい…。特に、伝説のキャストであるチカ(攻)。身体付きもさることながら、目線が♡。そんなチカを崇拝しつつ、恋人として成長していく太凰(受)のわんこっぷりも可愛すぎる。
    2人でお洋服買いに行くシーンとか、いやー眼福です。こういうの、見たかった!香水とか、どんなの着けてるのかなあと妄想…。ホスト作品の醍醐味が詰まってます。
    別作品でちょっと顔を出してくれてる2人ですが、まだまだ足りないー。もっと2人のこと、そしてこの高級クラブのメンバー(菫や蛍、もちろん茜も!)たちにも会いたいです。待ってます!
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  • Don't talk to me

    ぞう工場

    過去恋からの救済。どっちも愛おしい。
    ネタバレ
    2026年2月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ リーマン同僚同士の、大人の恋。とても素敵なお話です。
    過去の恋愛があまりにも酷かった山田悟(受)は、他者を信じることができない。でも職場では、部署内のミスをそっと修正しておく、実は丁寧で真面目な人柄。そんな姿をちゃーんと見ていた、同僚の滝宮尚人(攻)。
    同性愛はそもそも出逢いが難しいことを、私はBLの大海から学びましたが、故に、アッパーに突き進む人々もいる。相手は次々変えればいいじゃん。でも当然、真剣な愛を求める人もいる。…いや、異性愛だって変わらないのだろうけれど、絶対数がね。
    偶然ながらゲイ同士として向き合うことになった、山田と滝宮。身体の相性は抜群なのに、なっかなか心を開かない山田。対する滝宮はものすごく優しく、丁寧に、ジリジリと間合いを詰めていきます。その、どちらの姿も愛おしいんだなあ。
    2人とも男前だよ。描き下ろしのラストシーン、すごくグッときました。これは続編希望。
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  • 愚か者のあいの唄

    じゃのめ

    最高。ずっと音楽が聴こえる…
    ネタバレ
    2026年2月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ もう、何もかもが突き刺さりすぎて、読みながら倒れました。最高だ…!!!!!
    登場人物の名前とか、雰囲気とか、モデルはきっとあの人でしょ?この人でしょ?って。服とかもあまりにもツボで、目で舐めるように読みました。じゃのめ先生、大好きです!
    読んでるあいだ中、ずっと音楽が聴こえてくる。そして、その音楽が全部「あいの唄」なんだなあ…。
    シビれるよ、本当に。もう、大好きだ。
    愛を求めてさすらう富蔵(…富田富蔵って、○田○蔵だよね、タイプは違うけど…)。その彷徨い方がもう、ひたすらにROCK。その瞬さに眩み惑いつつも、最後は全てを受け止める八千代(振り下ろされたギターと共に)。だって、その光を見つけたのは君じゃん。ああ、私はもうシュカ(バンド)のファンだよ。めちゃくちゃライブハウス行きたい。シイナ(シュカの元ヴォーカル)の方言が懐かしかったり。シュカのメンバー、全員最高だし。
    ボーナストラックの富蔵と八千代の衣装にもぶっ倒れました(「ア○ックス」だよね、「タ○マーズ」だよね)。
    ごめんなさい。普通に書けません。本当に、最高です。我が心の一冊。
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  • アダムの肋骨

    みちのくアタミ

    多重人格モノ。実写映画化希望。
    ネタバレ
    2026年2月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 多重人格作品といえば『5番目のサリー』『24人のビリー・ミリガン』といった小説や映画が思い出されますが、そうかBLにもあったのかと購入。本作、大変面白かったです。ストーリーもさることながら、これぞBL的なエロも(修正極ゆる)。欲張りでいいですねー。
    幼少期の記憶から逃れるため生み出された人格が、1人や2人じゃない。でも、見事に描き分けられているのがすごいです。そして、その彼を救済する青年。彼らの勤務先、つまり物語の舞台が遊園地的テーマパークっていうのも素敵です。実写映画になってもいいだろうなあと妄想(…これは俳優の技量も楽しめる作品になるぞ。うわあ、映画化希望!)。
    内容の重厚さを損なうことなく、物語がテンポ感よく進んでいくのでグイグイ読めました。
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  • VOID

    座裏屋蘭丸

    圧倒的座裏屋ワールド
    ネタバレ
    2026年2月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 宗教画と見紛う表紙絵。テンペラ画のような質感。繊細な色彩。
    愛玩用ヒューマノイドが社会の中に存在するという、時代も国も曖昧なファンタジーの世界。それなのに、描かれている心情は確かに、今この物語を読んでいる読者を激しく揺さぶります。
    傷付いた心(永久凍土)が、ヒューマノイドの献身によって溶かされていく。人間、ヒューマノイド、いずれにも痛みが伴うけれども、少しずつ止まっていた時間が動き出す。
    本当に素晴らしい。圧倒的座裏屋ワールド、今回も堪能しました。傑作認定。
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  • ロスタイムに餞を

    ココミ

    読んでて愛おしくなる。
    ネタバレ
    2026年2月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ いやあ、素敵な恋物語でした。
    愛し合うって、ひと筋縄では行かないですよね。甘えたくなることもあるしね、お互いに。許してもらえると思いたい。特に本作カップルの受・桐生(とうい)は作家で、創作に集中してしまうと周りが見えなくなる(アーティストあるある?)。対して攻の尽(つくし)はその名の通りの世話焼き。生活の中で少しずつ降り積もって行った不満が爆発して別れた、というところから始まる物語。
    2人とも本当の気持ちは確かなのに、それをなかなか伝えられないもどかしさも、読んでいて愛おしかったです。
    第2巻では社会的にも一歩踏み出そうとする2人。素晴らしいな。どうかどうか、ずっとお幸せにね。
    いいね
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  • 放課後のエチュード

    昼寝シアン

    王道、名作へ。
    ネタバレ
    2026年2月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ネットドラマ化され世界的にヒットした某作品もあって、近年、BLダンスものは注目のジャンルであるように思います。
    バレエ男子が主人公の本作は、このままダンスものの名作の仲間入りをするのでは。芸術も、それに賭ける青春も、恋も、全てが愛いっぱいに描かれています。作者のシアン先生もバレエを長く経験されていたとのことで、時々コラムのように差し込まれるバレエ解説も愛いっぱいで楽しい。そしてわかりやすい。
    主人公の2人だけでなく仲間との関係、師弟関係など物語も充実の面白さですが、いやはや描かれた身体の美しいこと…♡バレエ独特の筋肉がしっかりと付いた、重さを感じる身体が紙面に躍動。眼福。そして実際にバレエ公演も観たくなりました。
    現在2026年2月、そろそろ第4巻も発売される頃ではないでしょうか。うおー、楽しみです!
  • タカラのびいどろ[コミックス版]

    鈴丸みんた

    清らかがすぎる。純愛!
    ネタバレ
    2026年2月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 悲しい時そばにいてくれたあの人に逢いたい。その心がすでに清らかすぎる。大学生(先輩・後輩)の純愛物語。
    キラキラと輝くびいどろや、美しい自然、山岳。描かれているものがみんな綺麗で癒されます。
    もちろん痛みを伴う過去があったりもするのですが、それもまた生きる道。タカラ先輩と大進くん、お互いを高め合う距離感や思いやり方を学びつつ、2人の絆は深まっていきます。
    それにしても、身体が結ばれるところまで清らか(褒めてます)。タカラ先輩、優しい!絵も綺麗で、とっても可愛い作品です。
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  • 長浜To Be,or Not To Be[コミックス版]

    スカーレット・ベリ子

    楽園の鮭(絶賛)
    ネタバレ
    2026年2月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 博多弁がたまらない、幼馴染DK物語。やばい。ただでさえ無い語彙力が消える。それほどに尊い。ひたすらに尊い。
    マイルドヤンキーで教師志望の凪沙と、ガチ漁師志望の一颯。遠洋に夢追い駆け巡る男を、港で祈りつつ待ち、笑顔と隠した涙で再び送り出す。…あれ?これって、性別とか関係ないなと気づく。そして、そうか、本当に性別とか関係ないじゃん、って。男同士とか、そんなの関係ない。この物語のような世界こそあるべき姿じゃないかと改めて気づかされました。市場のおいちゃんたちも「Z世代の博多っ子は違うばい」と自然体。楽園だ。そして2人の母ズも、おばあちゃんも、本当に素敵すぎる。
    こういう世界になるように生きていきたいなあ、大人として。読後感、最高です。ファンが多いこと納得の傑作。
    そして鮭とは何か。…ああ、これも尊いぞ!
  • 宵々モノローグ 小冊子付き特別仕立て

    じゃのめ

    超萌Sweet!!!
    ネタバレ
    2026年2月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 緑が丘高校映画部シリーズ。今度の主人公は入部間もない1年生の吉乃詩音。
    しかし詩音、可愛すぎるでしょうが。そのほっそい腰、足、首。サラサラの髪に、色っぽい瞳と睫毛。お姉様2人の末っ子ちゃんだそうですが、なんだか納得。そのくせ、めっちゃ運動神経よかったり、超力持ちだったりするところも魅力です。とにかく、可愛すぎます。
    で、このやたらと可愛いキャラが、我らが緑が丘高校映画部3年の名物副部長、稲葉礼の恋人になるんだから驚き。稲葉は部長・菊地原の傍に常に控える不思議存在でしたが、いや待て、そのメガネの下はそんなにもイケメンだったのか…!とはいえ、イケメンなのはお顔だけ?なかなかすんなりとコトは運ばず、詩音が稲葉に「ど○ズ」認定するなど物語は楽しいドキドキ展開。でもね、やっぱり我らが映画部!読後感はハッピーで嬉しい、幸せ。本作もまた最高ですね。
    ああ、やっぱり映画部の同窓会とか観たいなあ…。じゃのめ先生、お願いします!!!!!
    いいね
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  • 黄昏アウトフォーカス long take(1) 小冊子付き特別仕立て

    じゃのめ

    緑が丘高校映画部よ永遠なれ!!!
    ネタバレ
    2026年2月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 最っ高の、シリーズです!はあ、堪能。
    高校生でいられるのって、たった3年なんですよね…。でも、この限られた時間だからこその、青春、恋愛、友情。
    映画や演劇に、今という時間と想いを捧げて輝く彼ら。悩みも不安もどんどん湧いてくるけれど、愛する人、そして仲間と乗り越えていく。そして、寮という特別の空間…!本当に、最っ高な物語だと思います。2巻の修学旅行編も、まあ楽しいったら。
    高校を卒業してこの寮の部屋を出たら、当然だけれど世界は大きく変わっていく。これまでずっと2人でいたのに、そりゃ怖いよね。それでも、ずっと一緒にいようと誓い合う恋人たち。2巻のラストシーン、さりげないコマながらにグッときました。真央、寿、これからもずっと仲良く、幸せにな!
    (ああ、しかし本当にこれでおしまいなのか…。ずっと見ていたいよ2人を。そして同シリーズ『残像スローモーション』の最新作が待ち遠しくてならん。)
    緑が丘高校映画部よ、永遠なれ!!!
    いいね
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  • 黄昏アウトフォーカス overlap

    じゃのめ

    甘い同部屋寮生活(寿の睫毛…)
    ネタバレ
    2026年2月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 物語最高!真央と寿、映画に演劇に青春を燃やし互いを高め合いつつの、甘い同部屋寮生活。読後の多幸感お墨付きです。
    そして、じゃのめ先生の絵が本当に素敵です。表紙および扉絵の、真央と寿の立ち姿。骨盤の位置(角度)が…(しかも真央の右膝から足首の曲がり方がとてもツボ。色っぽい…)。かのピート・バーンズ様のように妖艶な眼差しの寿とか。そして物語の至る所で、寿の睫毛にグッときます。美貌。眼福。いやあ、BLコミックならではの喜び。
    ドラマCD制作現場のレポも楽しいですし、はたまた「残像スローモーション・プロローグ」、期待感激高まり!
    超充実の一冊。
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  • 黄昏アウトフォーカス

    じゃのめ

    最高なDK部活(映画部)物語!!!
    ネタバレ
    2026年2月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 男子校の映画部が舞台。2年生の撮影リーダー・真央(受)と、その作品の主演に抜擢された寿(攻、超美形)が、撮影の中で互いへの想いに気づき、悩みながらも心(も身体も)を通わせていく。彼らは1年生の時から寮(2人部屋)の同室で、その距離だからこその絆を深めていきます。映画部の面々も、サイッコー。映画や芝居にかける青春、物語もすごく面白いです。
    とにかく絵が美麗。寿が美しい…!圧倒的なお顔。美少年の王道ビョルン・アンデルセンを思わせる美貌(そして美貌ゆえに苦しむ子ども時代という点でも…)。もちろん真央も魅力的(瞳が可愛い)ですし、映画部仲間の市川も、メガネに痩せた顎のラインと長髪、いい!いや、お顔だけじゃない。登場人物たちのさりげない立ち姿の、骨盤の位置がいい…!さらに立ち姿だけでなく、座って見上げる姿(首の傾げ方…はあはあ)とか、シャンプー後のタオルで髪をわしゃっと拭いている姿(腕の筋肉…はあはあ)とか。はあはあ。いやあ、好きなショットをページごとに挙げて褒め称えたいくらいです。そして映画部のお話ですから、それもこれも、映画のカット割りのように感じられて、本当に最高です。
    ハマりました。続編でも語りたい!
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  • 能美先輩の弁明

    大麦こあら

    ずっと君を探してた
    ネタバレ
    2026年2月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ BLアワード2025年第1位受賞作。
    大学哲学科に所属する若者たちの物語。…素晴らしい!これぞ、BL。
    知を愛する彼らは、古代ギリシアからの長大な歴史に憧れながら、日々思い悩む自らの「今」を生きている。そのバランスの取り方が、能美くんみたいなある種「軽佻浮薄」(なように見える)姿だったり、丹くんのような「偏屈頑固」(なように見える)姿だったり。
    でも、紆余曲折の末やっと結ばれた、魂の片割れ。思いが通じ合った時の能美くんの言葉、すごくグッと来ました。哲学科繋がりで、小説『デットライン』(2019年芥川賞候補作)も思い出したな。あれも、すごく良かった。
    そうそう、コミックスの最後に、本書にも登場する代表的な哲学書が紹介されているのも素敵でした。
    なお、続編決定とのこと。ブラボー!超楽しみです。
  • リカー&シガレット

    座裏屋蘭丸

    欧州下町の恋物語
    ネタバレ
    2026年2月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ BLアワード2019年第1位受賞作。
    ヨーロッパ(スペイン?)の下町が舞台ということもあって、まるで映画のよう。モノトーンのコミックから、香り(グレープフルーツのシャンプーやタバコ、リカー類の)や、色彩(黒髪、金髪、空の青、ワインの赤など)が感じられました。座裏屋先生、さすがです。
    ストレートとバイの幼馴染がカップルになるまでの物語ですが、いやー、バイ(攻)の愛が深い。自身の変化に戸惑うストレートの彼を、本っ当に優しく包み込んでいる。その表情(眼差し)がもう…、ああ画力……。何より読んでるこちらも、幸せな気分に。
    ちなみに、話ごとの扉絵もすごくオシャレで素敵です。名作。
  • 嫉妬は愛を曇らせる【単行本版】

    汀えいじ

    挫折を乗り越えた先の愛
    ネタバレ
    2026年2月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ピアニスト・カップルのお話。当方、音楽モノ(特にクラシック。中でもピアノ)に対しては、ゆえあって少々身構えてしまいます。芸術家の物語は本当に美しいけれど、やはり突き刺さりすぎる…。ですが、本作は堪能できました。良かった…!
    才能の限界を受け入れることほど、その道を進む者にとって厳しいことはない。そのもがきの中、輝かしく才能に溢れた年下から愛を捧げられたら。まさに、闇と光。でも、その葛藤もまた、実は芸術へと捧げられる愛の、ひとつの形。
    素敵なハッピーエンドに心満たされました。小冊子はさらに幸せいっぱい。ああ、ドイツ行きたい…♪♪♪
  • 鬼と蛇

    ゆいつ

    ガラ悪くて最高な男たち
    ネタバレ
    2026年2月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 元・ヤクザの鬼柳と、元・探偵で今・何でも屋の蛇田。その他、出てくる男たちが全員ゴリっと「男」で最高です。まさに男たちの情愛。全員、なんか野犬みたいな、基本白目ガチで目つきが悪いのですが、それがいい笑。身体もすごく男っぽい。ゆいつ先生の画力、この作品でも存分に味わいました。
    そしてそんな男たちが、誰かを思う姿はなんかすごくピュアなんですよね…。鬼柳の蛇田に対する態度とか、蛇田がどんどん絆されていく感じとか。超捻くれてはいるが、鬼柳の昔の舎弟・姫野が鬼柳に執着する様子とか。ガタイがゴツくてデカくても、心のなかに小学生男子がいる。とにかく、すっごくいいお話でした。
    なお「REVERCE」の後日譚も良きです。充実の一冊!
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  • 手中に落としていいですか【単行本版】

    くれの又秋

    素敵が過ぎます巳鹿島さん。
    ネタバレ
    2026年2月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ AVスカウトマン・巳鹿島(攻)と警察官・新田(受)という組み合わせ。これだけでもかなり異色と思われますが、ここにまたなんとも独特なメンバーが絡んできて、とにかく物語が本当に面白かったです。なんだろう、ヨーロッパの気の利いた映画みたいな?(描かれている世界はすごく日本なのだけれど)。でも、物語にずっと通底しているのは、巳鹿島さんの、新田さんへの愛。受け止められない新田さんがモダモダしても、巳鹿島さんの愛はいつも自然でしなやかで、強さも切なさも併せ持つ愛。…いいっ!!素敵が過ぎます、巳鹿島さん。
    だから、軽妙なのに読み心地はしっかり素敵にグッときます。第4巻は本当に最っ高でした!もう、何周もしてます。
    ちなみにまだまだBL初心者の当方、糸目というカテゴリーは本作が初めてでしたが、いや、いいもんですねえ。たまに瞳が見えると、かなりドキッとします。まだまだ何回も読みます!
  • アフターグロウ

    吾瀬わぎもこ

    辛抱たまらん……!!!(超絶最高)
    ネタバレ
    2026年1月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ gateau2026年3月号「アフターグロウ」第9話を読んで、もう辛抱たまらずレビュー。
    あー…もうなんなの……なんなの天授(攻)。天授が嫉妬しとる………(白目)。恋に狂っとる男の、なんと可憐であることよ………もー!!!
    そして聖高(受)よ。なんと美しく、漢らしゅうなったことよ。
    本作、星5つなんて全然足りなさ過ぎる。超絶最高。

    表紙絵があまりにも好みで第1巻を購入したのが昨年8月末。BL初心者が吾瀬先生の作品にどハマりしました。圧倒的な画力は言わずもがな、シナリオが本当に素晴らしくて…。他作品のレビューでも書きましたが、毎話必ずブッ刺さるセリフがあるのです。
    第1巻の頂点となるセリフでは、PC抱えたままバッタリ突っ伏したのみならず、魂が体から飛ばされて反対側の壁に叩きつけられました。で、この素晴らしさが他言語ではどうなってるのか知りたくなり英語版も入手。…ここを堀り出すとガチで収集がつかんので、またいずれ(同志の皆様、ぜひまたいずれ…!)。

    極道と医者。正反対のようで、いずれも死に近い道を行く。表裏一体の魂による純愛。
    逢瀬のひと時、互いを精一杯に慈しみあう天授と聖高ですが、港には不穏な空気が漂い始めています。でも、どんな展開であってもその結末は必ずや美しいと確信します。gateauでも追うし、コミックスも待ちます。
    それから、えっと、まだまだBL初心者ではありますが、エロは最高峰だと思います。
  • レンズ越しの恋心

    いちい いち

    カメラは旧式?
    ネタバレ
    2026年1月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 高校時代の叶わなかった恋から10年。両片思いだった町田(受)と古淵(攻)は、遠い日のすれ違いを少しずつ撚り合わせるように結ばれていく。町田ったら思い込みが激しすぎるんだから。古淵も、本当によかったね!
    しかしカメラマンになった町田の始まりが「父のお下がりのカメラ」だったのは、ひとつのポイントではないでしょうか。旧式の、カメラ本体に顔をくっつけてレンズを覗き込むタイプのもの?もしそうなら、あの撮影感覚はすごくカメラ好きとか、一定年齢以上の人に対しては一層グッとくるのでは。本当に、被写体と自分だけの世界を感じられると思います(ハイ、かつてはフィルムの一眼レフを触ってました、一定年齢以上です)。レンズの中で始まる恋。いいなあ。繊細な描線の画風にもよく合う物語だと思いました。
    恋人同士になった後も、やっぱり10年越しの両片思いの後だからねえ…。離れていた期間にそれぞれの生活スタイルが出来上がっているから、どうしてもすれ違いは起こる。でも、その軋みをそのままにせず、変わらず丁寧にお互いを撚り合わせていく2人が素敵です。BLといえばその瞬間ゆえの美しい恋が多い印象だけれど、この2人はずっと歳を重ねた後の姿も知りたくなります。高校時代の友人たちも、2人を自然に見守ってるしね。そして同時収録のスピンオフもなかなかに良いお話。
    ずーっと、幸せになー!
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  • 真夏のユリイカ

    吾瀬わぎもこ

    叡智の美
    ネタバレ
    2026年1月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 昭和50年代半ば。過去に恋人を亡くし、学問に閉じこもるように生きる大学教授・鵜飼(数学)と、彼を慕う学生・土岐(西洋哲学)。専門は違えど、いずれも古代ギリシアより連綿と続く知の体系に取り込まれた男たちの愛の物語で、まるで小説、映画を鑑賞したような読後感でした。否、こう書くとあたかも小説や映画が上位みたいかもしれませんが、そうでは有りません。むしろ、これぞ漫画の力。ああ、ここまで表現できるんだなあ…
    BLのカテゴリーとして「芸術領域」とでもいうのでしょうか、アートやスポーツ、学問に没入した先の同性愛という様式がありますが、本作もそのラインに属すると思います。叡智の美。けれど、叡智を求める崇高な精神も、宿るのは肉体。この、肉の存在こそが人間である証で、本作に描かれるそのせめぎ合いには胸掴まれる思いでした(教授に内在し自身も振り回されてしまう魔性の描き方とか…はぁはぁ)。だからこその、ハッピーエンドが嬉しい…!
    吾瀬先生の作品には、いつも「やられたっ…(バッタリ)」とぶっ飛ばされてしまうセリフがあります。もちろん本作にも(それがどこかは内緒。皆さんもぜひ、それぞれにぶっ飛ばされる体験を)。圧倒的な画力のみならず、時代設定や全編を通して語られる博多弁等、シナリオにも感服いたしました。極上の短編。
    ちなみに修正は極ゆるです。それも、美しかー。
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  • 双子と先生

    かきのたね

    本能の愛、耽美の極
    ネタバレ
    2026年1月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 美貌の高校教師(国語古典科)宇佐美と、その生徒で美貌の双子・瑠璃と翠。超絶美貌のトリオによる、究極の愛のお話。倒錯、退廃、堕落あるいは昇華。それはほとんど狂気なのだけれど、どうしても3人でなければならない。この世のことなぞどうでもいい。ギリギリのラインで重ねる情欲。それは、本能だから。ちなみに全員リバ(でなければ有り得ない、耽美の極)。
    思い出したのがフランス映画『ベティ・ブルー』(原題 "37.2 le matin")。もちろん映画と本作品とではストーリーも展開も何もかも全く違うのだけれど、本作品の双子が抱く愛の異常な無垢さ(初恋の価値観が変わる)と、宇佐美の圧倒的な魔性(美人の自覚はあっても魔性は無自覚なのが本物)から、狂気なぞものともしない透徹の愛を感じて、この映画を連想してしまったんだと思います。いや、本当に、大好き。
    絵も美麗。宇佐美の専門である古典の香薫るのもたまらん。そして、宇佐美を彼たらしめた男・鶫の、あの夜のことも気になる!
    第4巻がものすごく待ち遠しいです。
  • 目に虎の宿るが如し【タテヨミ】

    今日だけを生きる兄弟

    時空を超える純愛
    ネタバレ
    2026年1月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ まず、最高。全80巻を何周したことやら…
    韓国時代主従もの。フルカラー。高い身分の男グムハ(受)は、蔑まれる身分の男にトラ(攻)と名を与える。自らが所有する妓楼で男娼として使うつもりが、主人であるグムハに情熱的で真摯な想いを寄せるトラを、やがて深く愛するようになる。様々な出来事が緩みなく描かれて、その純愛はとうとう時空を超える。うーん、すごいです。
    とにかく、グムハがすごく魅力的なんですよね…。長い黒髪に白磁の肌。筋骨隆々ながら柳腰。頭脳明晰で剣の達人。ふと首を傾げての流し目は、ああ両性具有のよう。それに対し褐色の肌に金色に光る目を持つ従者トラは強大な体躯の持ち主で、主人グムハのためなら殺人も厭わぬ一途さ。やがてこれが執着へと進むのもまた麗しい…。睦合うシーンも濃厚、最高。
    外伝のラストは、究極のハピエンです。いや、本当に、こんな世界になったらいいなあと思います。
    多分、これからも何回も読みます。
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  • 耳鳴りとめまいと悪寒について【SS付き電子限定版】

    湖水きよ

    文学的な色気
    ネタバレ
    2026年1月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 借金を抱えた古本屋店主・神代(受)と、ヤクザで取り立て屋の赤羽根(攻)。神代は、置き去りにされたモノたちの声を聞く能力があり、それを知った赤羽根は利用して金儲けすることを考える。それぞれに過酷な過去(子ども時代)を背負い生きてきたが、腐れ縁は2人の心と身体を近づけて…。ただ、互いの名を呼び合うこと。その暖かさよ。
    神代も赤羽根も、色っぽいなあ。絵柄ももちろんなのだけれど、ごく自然な会話もなんだか艶を感じます。書店が出てくるせいか、なんだろう、文学的な色気というか。乾いてるのに、不意に湿度が高くなる。これはBLならではの感覚な気がする。
    1巻完結、素敵な短編です。
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  • コワモテの隣人がΩだった時の対処法

    ニクヤ乾

    龍之介キレイだー!
    ネタバレ
    2026年1月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大学生αの晃太とΩの龍之介(留年してて年上)。くっそ真面目な晃太と腹括ってΩを生きてる龍之介ゆえ、超好き合っているのになかなか番えない。もだるモダル…。でも、その時間も読んでて愛おしくなりました。だって運命だもの。ああ、よかった!
    しかし龍之介が美しいです。どんどんキレイになる…。そして晃太も、自分の状況を受け入れた時それまでよりグッと大人になった表情を見せる。オメガバースの物語って、ファンタジーながら現実の多様な性の在り方にも想いを馳せることができるように感じるのですが、エロくておもろい、を超えたところにある、強くて熱い愛のお話だなあと思いました。
    新章決定、万々歳!!!
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  • その渇きさえ飲みほして

    一色いち

    甘い幼馴染
    ネタバレ
    2026年1月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 男の子同士の幼馴染が恋にたどり着くとしたら、こんな感じなのだろうなあ。
    甘くて苦くて、でもやっぱり甘い。
    どこまでも無邪気な岳。屈託なく無邪気に戯れてくる岳を、翔平はどれくらい長いこと見つめていたんだろう。
    じれったくすれ違うその時間までもが甘い。素敵な幼馴染ものです。
    また絵柄が物語にぴったりなんだなあ…。DKの作品が持つ、その瞬間ならではの透明感が絵からも溢れてきます。
    でもね。大学生になって、社会人になってと成長していく岳と翔平も見てみたいかも。いつかどこかで出会えたらな。
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  • グッドナイト・ルーティン【電子単行本】

    丸木戸マキ

    ヤバいほどの純愛、でも優しいお話。
    ネタバレ
    2026年1月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 少し前によく聞かれましたねえ、風呂キャンセル界隈。特に仕事に追われてると一層面倒になっちゃうというある種のストレス症状で、主人公の和葉(受)はまさにそんな感じ。確かに職場では最前線に押し出されつつある30歳。そんな時に、学生時代のサークルの後輩・ミカ(攻)と再会します。驚くほど和葉好みに変身していたミカと、ひょんなことから始まった同棲生活。「和葉さんには元気でいてほしい」と、ミカは手厚く和葉の生活を手助けをします。お風呂まで…。
    まあ、とにかくミカの純愛っぷりがヤバいです。傍にいるならまだしも、国境越えるほど離れているのにそんな何年もずっと片思いってできるんだろうか。…いや、できるだろうなミカなら、と何故か納得してしまうヤバさ笑。でも、それがなんだか優しい気持ちにさせてくれるのでした。あと個人的に和葉の元カレのTシャツ、柄がツボでした。そうだよねもうプレミアついてるよね。
    ともあれ2人でお風呂の大きな部屋にお引っ越して、ずっと幸せでいてください。
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  • かわいいはいとしい【コミックス版】【シーモア限定描き下ろし漫画&電子限定描き下ろし漫画付き】

    おもい央

    軽妙と重厚の振れ幅がヤバい
    ネタバレ
    2026年1月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルの可憐さに良い意味で騙されました。幸運気質の大学生(モデル・俳優)と、不幸気質の大学生(夜バイトの苦学生)。同学年ながら、後者は不幸ゆえの浪人をしてるので年上。しかし彼のみならず幸運気質の彼もまた背負ってる過去が重い、重すぎる。ゆえの、執着。帯の煽りはそのままストレートにリアルです。軽妙と重厚の振れ幅がヤバい。良いわー。
    でも、物語のいいポイントでいい感じのコメディライン(とはいえややブラック気味…)が差し込まれるので、テンポよく楽しめます。結果はソウルフルな愛。よかった!サブキャラの面々も魅力的すぎるし、何より2人のガタイがとても良いのも最高です。骨格美首太肩幅ブラボー。
  • 山神様とおきにいり

    七瀬

    優しくて素敵なお話
    ネタバレ
    2026年1月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 電気修理工の青年・仲村と、人ならぬ存在の山神さま(御神木)。人の世界と妖(あやかし)の世界を行きつ戻りつしながら、2人は縁を深めていきます。素敵なお話でした。
    絵もとても綺麗です。山神さま、なんとも魅力的!大きな体躯(そりゃ本性が大樹ですから…)に、優しくて、でもどこか遠い眼差し。対する電気工の彼も、メガネのイケメンながらほんとにいそうな感じがとても良いです。サブキャラの川神さまも麗しくて拗らせてて最高。
    こうした精霊と人との物語は、その寿命の違いから時として悲しい結末も起こり得るけれど(それもまた美しいけれど)、本作はとても優しい結びでした。よかった!嬉しい。となれば、仲村が人外となったその後の物語も読みたいです。ぜひ川神さまもご一緒に。続編希望。
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  • KING IS DEAD【単行本版】

    芽玖いろは

    クソッタレで素晴らしき日々
    ネタバレ
    2026年1月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『ウルフハウンド』夜の街に生きる男たちの、後日談。
    帝王がその座を降りる時、従者もまたそれに従う。全てが終わった夜の、2人の会話がグッと胸にきました。本当に好きだなあ、邑と弥勒のカップル。重い過去を背負い生き抜いてきた邑だから、罪もまた計り知れないけれど(『赤くて…』『青くて…』参照)。これからは、どうか少しでも穏やかに生きてほしい、弥勒とともに。いや、きっとそうだと思わせてくれる本作です。タマとミヤ、先生と有朋も元気そうで何より。いつだってなんだって大変だし、本当にクソッタレだけど、愛する人がいて。素晴らしき日々よ。
    そのまま、みんな達者でいてねー!!!
    蛇足:タイトルがニルヴァーナのパロディーとのこと。最高。もしやいろは先生、世代が近い…?
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  • 鮫は桜に恋をする【コミックス版】

    結婚式が見たい!!!
    ネタバレ
    2026年1月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ リピジュン、ラブラブだあ。
    理人の漢気溢れる一途な愛がたまらんですね。癖に刺さる感じ。
    第1巻の表紙、理人学ラン(短ラン)金髪黒マスクな王道ヤンキースタイルの、足元のズックにキュンときました。もちろん淳の色違いズックにもキュン。DKの細部。そして巻が進むにつれさらに愛が深まっていくのも、良きかなよきかな。第3巻の表紙は至福。
    しかしここで完結は寂しい。是非ともリピジュンの結婚式までお願いしたいです。
    (インスタだったか…、聖二おじのフォーマル姿をお見かけしました。それです!その物語が読みたい!)
  • 黒き獣と夜の花【シーモア限定描き下ろし付き】【コミックス版】

    丸田ザール

    ヤクザと花屋の純愛。ああ体格差…
    ネタバレ
    2026年1月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ヤクザの若頭・東(あずま:20代後半〜30代前半?)と、盲目の花屋の青年・春樹(はるき:19歳)。すごい純愛。
    まずもって2人の体格差にやられました。いやはや、春樹のなんと可憐なことよ……色素薄そう…ホクロたまらん………
    極道の世界に生きる東も、春樹の純真な笑顔にどんどんハマっていく。傍にいる時、東の体は自ずと雛鳥を守るように春樹を包んでいます。その体格差よ、ああ。でも、その手は血で濡れている。
    とにかくハッピーエンドが本当に嬉しい。ずっと幸せでいてほしい2人です。
  • ROMEO

    わたなべあじあ

    絢爛壮大美麗。すごい…
    ネタバレ
    2026年1月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ この画力、もはや芸術の域ではないでしょうか…(アーサー・ラッカムの挿絵とか思い出しました)。そして物語が壮大。ライカンスロープのお話しですが、いやはや哲学の域か。でも、無闇と難解なのではなくて、理想や願う姿を真摯に追っていった先に現れる世界。物語の力ってすごいなあ…。さらに、その世界におけるファッションも素晴らしいです。…ああ、ハリウッドで映画化されても凄そう。世界水準の美。でもね。光陽(主人公)がとにかく、とにかく本当に可愛いのです。そしてジェイド(その相手)も、違う角度でものすごく可愛い。そんな彼らを見守る仲間のディアガ、イーラ、そして日照、アーロンの魅力的なことと言ったら…。
    星の進化を揺るがす妊娠・出産を経て、さあこれから物語はどこへ向かうのか。楽しみで楽しみでたまりません。でもでも、まずは既刊の4巻までをぜひ。充分に堪能できます☆☆☆☆☆
    エロも最高。
  • 拈華を待っていた 【電子限定特典付き】

    吾瀬わぎもこ

    映画化希望。
    ネタバレ
    2026年1月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 美しい僧侶・唯真(いさな)が主人公。愛を伝えることなく逝ってしまった幼馴染、その絶望的な喪失から彼を救ったのは、幼馴染の後輩である刑事の田鍋(たなべ)。
    兎にも角にも絵が素晴らしいです。魅力的なキャラクター、表情から体付きまで実に見事で、さらにその会話から物語のリアリティがぐいっと迫ってくる。物語世界の充実感がすごい…。身体を求め合うシーンも多く、それもかなり際どいのに、伝わるのはひたすらに人間が求め合う熱。ストーリーとして必要な展開、場面だと感じました。
    ううむ、真剣に実写映画化希望。ものすごく美しい映像の作品になりそう。いくつかのシーンはすでに見える気がしている。キャスティング妄想中。
    ちなみに唯真さんの「スン」が好き。ここもちゃんと映像化して頂かないと。
  • ウルフハウンド【単行本版】【シーモア限定特典付】

    芽玖いろは

    魅力波最強カップル!!!
    ネタバレ
    2026年1月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ いきなり扉絵の邑と弥勒が最高。邑の口角と顎のライン、弥勒の鼻筋と目!!!
    や、やばい……
    歌舞伎町で一番稼ぐホストの邑と、彼に付き従う黒服(で学生)の弥勒。そしてクラブ・ボルゾイの男たちをめぐる物語。『赤くて甘い』『青くて苦い』に続く、ホスト作品第3弾。
    もちろん前作2巻も、色気と茶目っ気、そして痛みもちゃんと描かれていて素晴らしいのですが、この『ウルフ…』から取り上げるのはやはり、邑と弥勒というカップルが魅力的すぎるから。
    綺麗事じゃない過去を背負う男たちが、綺麗事じゃない現実を生き抜きつつ、煌めくシャンパンタワーの世界を作る。その夢に惑い正気を失う女。その刃から身を挺して愛する男を守る。特別の標であるボディ・ピアスが切ない…(ああ、私も本人を前にしてそのピアスを褒めたい。ユリ様うらやましい…)。物語が秀逸、心地よいハッピーエンド(次作に続く)。
    ちなみにシーモア限定描き下ろしコミックもまた最高。「物理」って爆。
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  • わが美しきヴィクター【単行本版(電子限定描き下ろし付)】

    鹿島こたる

    妖艶耽美退廃美。主従テッパン!
    ネタバレ
    2026年1月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 睫毛ーーーーー!!!金髪の睫毛が眩しい!
    陶器のような白肌、金髪碧眼の主人と、褐色の肌に黒髪、強大な体躯を持つ従者。
    ストーリーは主従物の王道で、主人を一途に恋慕う従者を、やがて主人も熱烈に愛するようになるスタイル。いや、王道。王道こそ素晴らしい。
    主人のタキシード姿、靴が女性用のパンプス?男物の靴では隠されているはずの、黒いストッキングに包まれた足の甲が、……ああ、うっとり。
    オペラでしょうか、タキシードの劇場風景から始まり地下の違法闘技場、契約結婚(?)の妻はレズビアンでそのスタイルがフラッパー風と、物語の舞台は20世紀初頭かなと思いきや、スマホが出てきてびっくり。でもそれが、一層倒錯感を高める感じで良きです。
    メトのレセプションパーティーにスカラ座のロイヤルシート。世界を股にかけた豪遊。咽せ返るような蘭の香。満たされない主人の心は残酷な子どものように情愛を求める。そして、血の匂い。物語の終盤、そんな主人が見せる天使の笑顔。
    …あああああ(咆哮)、趣味すぎる!
    (追記)
    上記、ブラッドの靴が女性用ではと書いたが違った!
    これはメンズのドレスシューズ「オペラパンプス」でした。
    うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(鼻血)
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  • 25時、赤坂で

    夏野寛子

    エレガントS?!最高。
    ネタバレ
    2026年1月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 絵がとても綺麗。実写ドラマも大変な人気のようですが、原作コミックスならではの美しさを堪能しました。
    芸能人カップルのお話で、大学時代に映画研究会の先輩と後輩だった2人が、テレビドラマ(同性愛作品・恋人役)の出演をきっかけに再会します。役者としての割と真剣な芝居論にも裏打ちされて、物語に厚みを感じました。
    でも、基本はあまーいラブストーリー。幸せに読み進めることができます。
    それにしてもねー。先輩俳優・麻水さん(攻)が、ちょいちょい、こう、実にエレガントなSっぷりをみせてくれるのがたまりません。後輩の由岐(受)ならずともドキドキする。しかしそのエレガントSの発動は、たいていが由岐の若干暴走気味な思い込み言動がきっかけなので、まあ自業自得。いや、それがまた甘くて最高なのですが。
    番外編も可愛くて楽しかったです。
  • 40までにしたい10のこと

    マミタ

    偉大なるBL界の扉
    ネタバレ
    2026年1月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ BLアワード2024年第1位受賞作。
    この作品からBLの世界に入った人も多いのでは。実写ドラマも大変な人気のようです。
    作中、慶司(年下・攻)の言葉に、深く突き刺さるものがありました。つまり、好きになった相手が必ずしもゲイであるわけではなく、むしろ、その確率は低い。…恥ずかしながら、マイノリティの気持ちを初めて実感した経験でした。
    若者とおじさんの境界である40歳を目前に、すっかり身も心も固くなってしまった雀さん(年上・受)。それを解きほぐしていく慶司が眩しい。いい男だなあ、最高。極上の恋愛物語、BL界への偉大なる扉と言って過言ではないと思います。
    なお続編が出る模様。楽しみだー!
  • そして続きがあるのなら

    内田カヲル

    個性光る画風、男たちの世界。
    ネタバレ
    2026年1月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ まつ毛の長いイケメン、美人が当然のBL界だと思っていたら、角度の違う素敵な作品に出会いました。すね毛とか。徹夜明けの無精髭とか。男性ばかりの麻雀漫画編集室(喫煙可)の匂いまでわかる感じ。そのリアリティが、なんとも良かったんです。
    ヘタレだけど超才能ある漫画家(年下・攻)と、その才能に惚れて支えるマネージャー(年上・受)の物語。出てくるガジェットや漫画の制作方法など、舞台は少し前の時代のようですが(90年代くらい?)、それが男たちの体温体臭の感覚と相まって、むしろいっそう良いかと。
    いわゆる恋愛っぽくはないのかもしれませんが、これもまたある種の純愛だと思うなあ。

    同シリーズ『帰らなくてもいいのだけれど』『そしてすべてが動きだす』どちらも素晴らしかった。主人公の2人が、互いへの信頼を深めていく様子がとても自然に描かれていて幸せでした。
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  • フェロウメロウ【電子限定描き下ろし付き】

    ゆいつ

    登場人物が魅力的すぎる…!
    ネタバレ
    2026年1月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ もうもう、出てくるキャラクターがみんな素敵すぎます。
    茜(受)が本っ当に美人!艶やかな黒髪(ツーブロック、おしゃれ)と大きな黒い瞳。
    ページ数とコマあげて「この茜が可愛い!!」と言い倒したいくらい。
    その美人を溺愛する充寿(攻)の魅力もたまりません。
    彼は瞳の色がすごく薄くて、それがとても良い。
    そしてその友人たち(藤原、渚)も、ああ、とても良いんだなあ…。
    でもってそういう彼らが、なんだか本当にいそうな気がする。
    そんな実体感があるのが、ゆいつ先生作品の凄さだと思います。
    コミックスなのに、まるで実写のドラマみたい。
    2巻・茜のバイト先が『ストレリチア』のお店ってのもツボでした。
    麗しいメンツに会えて嬉しかったです。
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  • 眠り男と恋男

    座裏屋蘭丸

    まるで映画。珠玉の短編集。
    2026年1月4日
    読後感がほぼ映画。それもとびきりの。
    ベッドシーンも心象表現として見事だなあと感服。
    6編(ウチ3編が表題作関連)からなる短編集ですが、
    どのお話も美しくて切ない。
    ですが、私好みはやはり表題作かな。
    読書中、脳内でこの作品に合う音楽を探してしまう。
    …ああ。映画になった座裏屋先生の作品、最高だろうなあ。
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  • 離れられない、逃がしてやれない

    ゆいつ

    極上の恋愛ドラマみたい
    ネタバレ
    2026年1月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ この作品でゆいつ先生の世界に出会いましたが、
    大人気先生である理由がものすごく良くわかりました。激推し。
    とにかく、まず絵が素晴らしくて…
    琉叶も銀河も、こういう男の子いるよね!と思わせる実体感。
    絵だけでなく会話からも、その性格まで見事に描き出されています。
    幼なじみの2人が恋愛へと進んでいく。揺れ動く心…いい!
    2人の表情、体つき(本当に体重まで感じられる絵。すごい…)、
    その実体感ゆえの、極上の恋愛ドラマみたいです。
  • 春と夏となっちゃんと秋と冬と僕

    佐岸 左岸

    愛おしすぎる…
    ネタバレ
    2026年1月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 画力の鬼。
    なっちゃん、シマ、それぞれの姿勢や目線、体の触れかたで、感情がバチバチに伝わってくる…
    そのうえ言葉のセレクトも素晴らしすぎて、もう。突き刺さること甚だしい。
    これがデビューコミックスって。天才なのですね。
    2人の未来のことを、もっともっと読みたくなっています。
    けれど、この「今」しかない美しい季節だけが切り取られたこの作品が愛おしい。
    宝物の一冊に出会えました。
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  • イヤって言ってもきかないで 【電子限定特典付き】

    宇良たまじ

    絵もお話も最高
    ネタバレ
    2026年1月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ とにかく絵が素晴らしくて堪能。
    吉鷹くんも林さんもまあーイケメンなこと。
    (上巻コート被ってのキスシーンとか、下巻描き下ろしの
     ソファでコテン、とかもう。眼福。)
    そしてやや行き過ぎ感ある執着っぷりの年下攻めを、
    ごちゃごちゃしつつも最後は年上受けが優しく包み込む。
    読後感、とてもとても良きでした。
    続きが読みたいなあ。
  • オールドファッションカップケーキ

    佐岸 左岸

    優しくて深い
    ネタバレ
    2025年12月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ BLアワード2021年第1位受賞作。
    なんだか優しいお話が読みたいなあと思って、絵柄の綺麗さとタイトルで試し読み。そのままぐいぐい引き込まれて、…感動。本当に素敵なお話でした。セリフも秀逸。優しくて、でも、深い。外川くんが、もうどうにも愛情を隠せなくなっていく感じとか。野末さんが元々持っていたであろう独特な可憐さを、無自覚のまま隠さなくなっていく感じとか。本当に、とてもよかったです。
    外川くんはきっと、長い長い片想いの間もずっと、孤独も自分を律する力に変えて、野末さんを恋い慕い続けていたんだろうなあ。その力の源は、野末さんの笑顔と言葉。ああ、これを尊いと言わずしてなんと言おう。
    「episode.0」、続編「with カプチーノ」も最高です。もう何周しているやら。超お気に入り、決定です。
    (追記)
    やはり、これだけは。
    デジタル版198ページから199ページの、野末さんの腕、そして手。
    ああ魔性。野末さん、そういうとこですよ。
    これを魔性と言わずして、なんと言う、ですよ。
    佐岸先生の画力、ひれ伏しました。