このレビューはネタバレを含みます▼
2年越しで配信されるのを待っていた作品。学生の頃、はまっていた作品です。今改めて読むと当時とは若干印象は変わりましたが、これを秀作と言わずして何が秀作というのか?と言ってしまうくらい今も色褪せることなく超絶品。嬉しい限りです。
現代編と古代編とでストーリー展開していきます。どちらも登場人物(皆、何かしら背負うものがあるいわくつきの設定)、筋書き、ストーリーの展開も何をとっても素晴らしい‼の一言に尽きます。
闇己と七地の人物像、周りのキャラクター達との掛け合い、ややドロドロした人間関係を含めての周りの人々との繋がり、さらには古代編での登場人物、ストーリー展開、神々との掛け合い等、本当に面白い!
闇己の出自や両親への思念、2000年前からの一族悲願のための想いの重さ、2000年昔の先祖の神との約束の為の49年という寿命…等々ストーリー展開は見所盛りだくさん!
登場人物は相対的にみんな好きですが、寧子だけは苦手なキャラクター。力あるシャーマン設定にもかかわらず、全く活躍しておらず、お荷物キャラなのが残念。シャーマンとしての力量を少しでいいから見たかった。
ラストもこれまた通快なシーンでインパクト絶大。
読みごたえ充分で、いろんなかたに是非おすすめしたい絶品、秀作です。