このレビューはネタバレを含みます▼
と、この手の話ではいつも思う。そもそも情報は正確でなきゃ意味がないどころか致命的になるのに、噂を精査せずに鵜呑みにするのが信じられない。社交界も情報大事でしょうに。
けど、私としては、ヘレナの母親である王妃が一番ムカつく。待望の王子が生まれて重責から解放されて、王子の養育に夢中で、4人目の王女であるヘレナに関心が持てないのもわからんでもない。
でもヘレナの、我が儘でもなんでもない嘆願も聞き流すどころかねじ曲げて解釈して、ヘレナの理解者だった侍女のアンナが嫁ぎ先に帯同するのさえ阻んで自分の手元に戻そうとするとか、自己中心的過ぎて、母親としても王妃としてもろくな女じゃねーな!としか思えない。この分だと、ヘレナのすぐ上の姉にあたる第三王女も、ろくな扱いしてなかったんじゃないかと思ってしまうな。
王妃の乳兄弟であるアンナも見限るわけだよ。嫁ぎ先の辺境伯家で付けられたアンナも良い子だけど、祖国のアンナは王妃に暇を申し出たわけだし(王妃が拒否しようがさっさと国を出るとみた)、ヘレナの元に早急に来ていただきたいな~。
ヘレナの旦那様も、ヘレナ自身を見て「あれ?」となってぐだぐだせずに認識改めてくれて(←ぐだぐだする作品だと、認識改めるまでも結構長い)既に溺愛し始めてるから、この先不安が無いとは言わないけど続きが楽しみです。