このレビューはネタバレを含みます▼
人とうまく関われない引きこもり気味の高一JKの嵐(らん)ちゃんと、お母さんの再婚についてきた、誰とも血のつながらないカヤ君。孤独なカヤ君はあちこちの家をたらい回しにされ、そこの家族の女性とも関係を持ってお小遣いをもらったり、当たり前の家族関係を知らないで、中3まで生きてきた。
顔の綺麗なカヤ君は、不良になって、どうでもいい感じに生きてきて、悲しいほど壊れちゃってる。それって、自分の中の悲しさや寂しさの裏返しのよう。本当は愛されたいし、安心して生きたいのに、自分の痛みすら自覚できないカヤ君は、人を殴ったり、人から殴られたりも平気。ほんとは痛いんだけど、痛くないかのように振る舞う。
そんなカヤ君が、初めて自分に優しさを向けてくれた嵐ちゃんに、まるで初めて親を見たひよこのように執着して、色々行動してくる。
嵐ちゃんと、カヤ君は、ひょんなことから唇がぶつかってキスしてしまい、カヤ君の執着はどんどん加速していく。血が繋がっていない姉と弟なのだから、お互い惹かれあって恋人になるパターンもありえるとは思うけど、嵐ちゃんは、姉としてちゃんとあろうと意識して行動しようとする。しかし、もともとちゃんと人と関わることができない嵐ちゃんは、カヤ君に押されて巻き込まれて、それでいいの?!ほんとに?!我慢してない?!おかしくない?!とツッコミ入れたくなる行動を取ったりする。その一方で、学校の那須君ともいい感じになって・・・。那須君ガンバレ!!!
もともとコミュニケーションに自信がない嵐ちゃんなので、すごく揺れるし、悩む中で、弟・カヤ君を守ろうとする。カヤ君は、嵐ちゃんのことを姉ではなく、自分を愛してくれる人、安心してそばにいてもいい人、として執着していく。
なんとか姉であろうとする嵐ちゃんと、愛されたいカヤ君。カヤ君がせまり、キスも何度かすることになって、既に一線を超えているその危うさの中の2人の気持ちの微妙な感じが、見ていてハラハラする。
そんな中、可愛い系?イケメン推しの星井さんがブレなくて、笑えたりします。那須君も頑張れ!