寄越す犬、めくる夜
」のレビュー

寄越す犬、めくる夜

のばらあいこ

3人の想いが切なくて苦しい

ネタバレ
2026年2月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻め1人と受け2人。このパターンの三角関係は見たことがなかったので、自分の感情がどうなるか不安になりつつも購入。

結果、切なかった。けど、読んで良かった。
受けはどちらも性的搾取をされていたりと不憫だし、2人の受けはもちろん攻めも2人のことが好きで、この3人はどうなるんだろうと思いながら最後まで読みましたが、この終わり方が1番納得感があると思います。

菊池は早々に新谷を好きになってそれはもう名前を呼ばれるだけで幸せになるくらい。新谷もそんな菊池を愛しく感じて好きになっていく。そこに割り込んでいく形の須藤。
借金の返済を援助する条件で関係が始まるも「もう菊池を裏切りたくない」と一度は須藤の手を振り払うんですよね。
でもどうしても新谷を手に入れたい須藤が美由紀と菊池も拉致してレ◯プさせようとしたりと暴走して関係を継続。

須藤も本当に新谷が好きだったのは分かります。分かるんだけど、行動が卑怯だしひたすら傷付けられる菊池を見てると辛くて。
大好きな新谷が須藤と目の前で繋がってるのを見せられたり組長撃った後2人が一緒に行動してたり、さらには新谷が戻ってきた後そばにいるのに3年間も触れ合えないとかすごく苦しかったと思います。

それでもやっぱり新谷と須藤の別れのシーンや番外編でもまだまだ須藤は新谷のことが好きなこととか切なかったです。
でも、前に進んで1番成長した菊池くん。新谷とずっと幸せでいてほしいなと思うし、新谷には菊池くんを甘やかし続けてほしいと思います。
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