ギヴン
」のレビュー

ギヴン

キヅナツキ

一生忘れない宝物の様な作品に出会いました

ネタバレ
2026年2月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 映像作品を毎日見て聞くほどギヴンにどハマりし…その結果原作漫画を読んだらこの好きがズレてしまうかもと怖くなり…好きを拗らせてる場合じゃなかった…早く買えば良かった…絵が綺麗で繊細で1つ1つの線から感情が伝わって来て、シーンの熱量がそのまま伝わるのが読んでて楽しくて漫画を購入して良かった…ほんともっと早…文字数

セリフが声優さんの声で聞こえたり、ライブシーンではセンチミリメンタルさんの楽曲で聞こえて来る事もありますが、それも楽しいと感じる作品でした。
ストーリーが色々と飛ぶ作品は何度も読んで理解したり新たな発見が出来るのが楽しくて元々好きでした。
ギヴンは映像作品を先に見てストーリー展開が分かったうえで読んだので理解しやすく面白かったです。

この時どんな思いでどんな表情を相手に見せていたのだろうとそれぞれのキャラクターの感情について考えさせられ想像を掻き立てられます。何年経っても飽きずに見続けている理由の一つがそこにもあるかなと思います。読んでて湧いてくるこの感情がとても面白いと感じます。

9巻「海へ」のライブシーンからは涙が止まらなくなりそのままENDを迎えました。

「典型的なチキンレースで死ぬタイプだった」…真冬はどう思っただろう…「真冬を1人にしてごめんね」…
このセリフが聞けて心が救われた様にスっとなりました。

私は19歳の5月、春に好きな人を亡くしました。
片方の口角を上げて、はにかんで笑うカッコいいこの人の笑顔を見ながら生きていくんだなと、なんの不安もなく過ごす日々から突然好きな人がいなくなる…
ギヴン1巻を読んで毎回思うのが、まだ高校生の真冬は泣く事も出来ず、その心の叫びを寂しさをどうやって耐え、悲しみを抱えて毎日を生きてたのだろうと…。
私は彼を亡くしたその日に人の悲しみを食べる化け物に会いました。良い意味ではなく、悲しみを奪って食べてしまう…泣く事も出来ず悲しみのやり場がなくなる。そこで時が止まってしまい感情が一歩も前へ進めなくなる…私生きてるのかな~と時々思ったり。

いきずまった時は雨月の言葉に会いに来ます。
「どっちみちもう戻れないよ 選んでも 選ばなくても 今この時間も 何もかも変わっていくし 来た道も二度と 元通りには戻らない 立ち止まったままも 相当苦しい…俺は進むだけ!」…全てを晴天にしてしまう様な雨月の笑顔がとても好きです。
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