リア恋マスカレード【コミックス版/シーモア限定おまけ付き】
天月テノ
このレビューはネタバレを含みます▼
天月先生の作品から感じるキラキラした世界がとても好きで、先生の作品を読む度に私のBL心は、いつもくすぐられるのです。天月先生の作品にハズレ無し!!←言い方
今回の作品も透明感があってキラキラしてて、読んでいて心地良かったです。1冊完結でこの読み応え…1本の映画を観たような…満足感いっぱいで読み終えました。
素顔非公開のアイドルを推す一颯と、ネロにそっくりな声を持つ弓弦のお話。推し活をして生きる者として、一颯に共感する所が多かった…
一颯のどこを切り取っても可愛い…どこを切り取っても絵になる可愛さを持つキャラクターだったのが本当に凄いなと思いました。そして一生懸命な所がとても魅力的な受け君でした。
弓弦に出会い…ネロそっくりな声に逆らえなくて1回目も2回目も弓弦に流されてえっちしちゃう一颯が可愛かった…
2回目の初えっち(←表現)の一颯の心情が一つ一つ丁寧で、一颯の気持ちがこちらに伝わり過ぎて←過呼吸起こすとこだった…ハァ…凄くえっち…あのアングルヤバすぎ…素晴らしさにスタンディングオベーションでした。「わかん…ない」という受けの言葉にとても弱い私は悶えました。
BL作品の(ここ大事!何でも良い訳じゃない)、「わかんないフェチ」ってこの世に一定数は生息していると思うんです。天月先生の描く「わかん…ない」も凄くえっちだった…その相手が遊び慣れている弓弦という安心感堪りませんでした。こういう安心感も「わかんない」って言いながらグズグズにされる受け君のキュンポイントなのです。
えっちもキスもぎこちなかった一颯が、弓弦への気持ちに比例するかのように上手になっていくのが、とても良過ぎました。
プールのシーンでは心がギュッってなってしまいました。一颯への想いと共に描かれているネロ視点からのえっちがどエロいのに美しかったです。
どのシチュエーションも最高で、星が5までしか無いのがもどかしい。
もう一人の自分に向き合えず彷徨っている弓弦の気持ちをいつも零さず、すくい上げ…弓弦が一番掛けて欲しいであろう言葉を掛ける一颯が素敵でした。
ネロにとって疲弊してしまうような制限された世界で弓弦が一颯と出会い…一緒に乗り越え…抱き合うだけでこんなにも温かな世界に…素敵なお話でした!
描き下ろしも息をするのを忘れてしまうくらい最高でした!
"二人の行く先が光で満ちあふれていますように…"
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