このレビューはネタバレを含みます▼
断罪なんだけど、他作品と違うのは「公衆の面前」ではあれど、きちんと法に則り、裁判所で行われるということ。
なので、卒業パーティーで悪行を羅列して言い逃れできないようにしてゴリ押しで断罪みたいなパターンではなく、決められた枠の中での証拠集めや証人の召喚となる。
これはこれで面白かった。
ただ最後に演説ぶった「王命とは何か?」という主人公の衆人への投げかけが、説教じみていて盛り下がる。もう少し、簡潔に訴えかけられなかったのか…。
そこが残念。
あと「奥さま」と呼ばれていた愛人が領地に引っ込み出産子育てをする…というくだりにもモヤった。
えー…。コイツも共犯じゃん、と。
そして、なんだかんだと一番の被害者は前侯爵だったのではないか…と思う。
テンプレ的なざまあ劇に飽きた方などにはオススメです。