このレビューはネタバレを含みます▼
もう第一話から引き込まれました。
内気な優里の初恋が実ったと思ったら、青野くんはすぐにこの世から消えてしまう。
そして幽霊になって戻ってきてラブラブな日々を送るのかと思いきや、今度は優里の身体を乗っ取り、ホラーな儀式が始まり…次の巻が待ち遠しい日々を送りました。痛い気持ちを誰かを痛めつけることで癒す…それがどんなに残酷なことか…それをしっかり言語化されているところが心に残りました。そして青野くんの「もう傷ついた人の心に寄り添いたくないんだ…」という言葉…青野くんがどれだけ無理をして生きてきたのか…辛くて泣きました。そしてそれは優里への「ごめんね」なんだと…そしてラストを読み終わり、いまとても淋しい。優里の心と同期してしまったかのよう。これで良かったし、これ以上のラストはないけれど、なんとも言えない気持ちです。ちなみに私は最初から最後まで藤本が好きでした。自分の気持ちとやらなければならないことをきっちり分けて行動し、優里と青野くんを支えていた彼に惚れました。優里に2時間命を捧げて鼻血を出しファーストキスの味を思い出すシーンに思わず心で「藤本、お前ってやつは…!!」と叫んでました。この漫画を読めて本当に良かった。
うみ先生、お疲れ様でした。ありがとうございました。