つばめがくるりと輪を描いた
」のレビュー

つばめがくるりと輪を描いた

後藤

とても素晴らしい良作に出会えました。

ネタバレ
2026年3月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ あまりの感動に読み終えてすぐに筆を取りました。
気付いたら読み終わっているあっという間の251ページです。
茅町さんはとても素敵で魅力に溢れた人です。
最初の救済だけでも十分に奈生の心をとらえて離さなかったのに、奈生の心も救ってくれて何度も奈生も読者のこちらも惚れさせるほんとに素晴らしい人です。
2人の出会いからは考えが及ばない程、奈生の過去には暗いものがありました。
育てのご両親とのわだかまりも溶け、改めて家族の愛情が再確認出来てとても安心しました。
茅町さんには何度も助けられていますね。
茅町さんが惹かれたひたむきで愛らしい奈生の魅力は、育てのご両親の宏昭さん由美さんから注がれたたくさんの愛情によるものだったんですね。
奈生とご両親の関係に涙が溢れ、大事にされているつばめにもまた涙が溢れました。
すべてを読み終えるとタイトルがとても秀悦なことに気付き、また今から読み直そうとしています。
洋輔も憎めない子で、洋輔無しでは奈生の心の救済も無かったのではと思うくらいこちらの作品において大事な存在だなと思いました。
素晴らしい作品に出会えて幸せです。
たくさんの人に触れてほしいです。
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