ソレイユの夜明け~不義の子と呼ばれた、公爵令嬢の婚約の行方~
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ソレイユの夜明け~不義の子と呼ばれた、公爵令嬢の婚約の行方~

桃井すもも/蜂不二子

桃井すもも先生の作品中、1番好きです!

ネタバレ
2026年3月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「ソレイユの夜明け」はWEBで読んでおり、毎日の更新を楽しみにしておりました。
この作者様の作品はどれもが素晴らしくて、中でもこの
「ソレイユの夜明け」がお気に入りで、何度も何度も読んでおりました(^○^)
なので、電子書籍ではありますが、書籍化されると知り、すぐに購入して読みました。
やっぱり素敵な物語ですね!
両親やその親族の色を持たず、王家の色と、極めつけは王弟の目尻の泣き黒子までもがそっくりに生まれたソレイユは『不義の子』と呼ばれていましたが、大切な家族には愛されていたのですよね。
ただ、父のその愛の示し方が不器用すぎて悲しいです。
でも、どんな悪意にも全く晒されずに、遠くの領地で思慮深い周りの人々に愛されて、純粋で真っ直ぐな素晴しい淑女として育ち、結果オーライだったのだと思いました。
『白金の修道女』ではなく『純白の秘密兵器な淑女』として、真っ直ぐに純粋に悪心なく生きていけるでしょうし、カイルスもその為には何でもしそうです(笑)
最初の婚約者、第3王子のノックス君は、ちょっと小さな幾つもの間違いで、結局は望まないものを得ることになってしまいまい、不憫ではあります。なので、番外編の『Nの夜明け』を読んで不憫さマシマシになって、思わず
「やっぱり、あこでそうすればこうなったのに〜」なんて呟いてしまいました。
スチュワードのことも、さっさと紹介しておけば良かったのに!それをしないから、ソレイユの疑念が深まってしまったではないですか!
ソレイユは元々、田舎でひっそりと暮らしていたし、無欲で、物より心を欲する人だったでしょうから、ノックスと婚姻して伯爵夫人として領地暮らしをしても、ノックスや周りの愛さえあれば、幸せに心豊かに、領地を発展させて子を産み、幸せな人生を送ったことと思います。
カイルスは、母が気にしているソレイユに関心をもち、ノックスよりも情報を多く持っていたのが勝因の1つかなぁと。
ソレイユへのプレゼントの植物図鑑のことは、ビックリでした。
世界でただ一冊の、王から王妃への愛のこもった「王妃の庭」の植生を美しく描いた図鑑だったのですね〜
凄い貴重品です!!
本編と番外編とを読み比べて、カイルスの表情や気持ちが、そういうことだったのか!と知ることができました。
ソレイユ兄、名前がヘクターになったのですね(笑)
第2王子とアーレスも幸せになって良かったです!
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