役目を果たした日陰の勇者は、辺境で自由に生きていきます
」のレビュー

役目を果たした日陰の勇者は、辺境で自由に生きていきます

船野真帆/丘野優/布施龍太

胸糞展開がないのがいいです

ネタバレ
2026年3月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ ただの村人だった主人公が、予言で勇者パーティーに迎えられて最終的に魔王を討伐した話…の、アフターストーリー。
おそらく主人公は天涯孤独で村に居場所もなく、スキルシード(この世界の能力鑑定のようなもの)も大したものではないため村ではかなり冷遇されていたような描写があります。本来ならパーティーにもお荷物として邪険にされてもおかしくなかったところ、メンバーは皆器が大きい善人で、主人公の隠れた能力を発見して惜しみなく自分たちの技を教えてあげる。その結果、主人公は魔王を倒すチートにまで成長しています。

最近の流行り物だとパーティーメンバーが屑で、主人公を平気で見捨てたり冷遇したりする展開が多い気がしますが、上記の通りメンバーの3人は全員が善人かつ能力も非常に高いため、嫉妬も差別もなくとても仲が良いです。また、主人公も自分の可能性を見出して運命を変えてくれた仲間たちを心から尊敬して好いているのが分かるので、気持ち良くサクサク読めるところが良いと思います。
主人公の移住先の村人たちも良いひとばかりで、特に村の女の子がとても可愛らしいです。

ストーリー的にはそこまで際立ったものはないかもしれませんが、人間関係にストレスがなく平和に読めるので個人的にはとても好きです。黒竜をあっさり倒して美味しく食べてる2人にほっこりしました。4巻も楽しみに待っています。
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