ノっぴきならぬ 分冊版
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ノっぴきならぬ 分冊版

こふで

星5をつけざるをえない

ネタバレ
2026年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主役二人のキャラクター性、心情、生い立ちに魅力を感じます。どの巻も違った良さがあるけど3巻が特に好きかなあ。
八重辰さんは父たらんとして寅次に振れられるのを拒むシーン、八重辰の身近に在るために恋情を抑える寅次、それを「たったそれだけのこと」と言えてしまう情の深さ。
私は恋愛の一つの形を「お互いの寂しさを与えあう関係性」と定義していますが、この二人はそれに近いのかも。
お互いのことを「かっこいい」「かわいい」というような一つの形容詞でもってして好いているのではなく、お互いをお互いで補完しあっているような印象も同時に受ける。まあいわゆる全部好きってやつですかな。う~~んこの気持ちは「萌える」の一言以上につくせる言葉がある気がするが・・・
着実に「今」を描きつつも、徐々に「過去」も「未来」も交えつつ時がたってゆく、この流れを描ける手腕に頭が下がります。
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