どうやら誰かの回帰に巻き込まれたようです 【分冊版】
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どうやら誰かの回帰に巻き込まれたようです 【分冊版】

愁堂れな/亀井高秀

美しき無表情の醸し出すコメディ

ネタバレ
2026年4月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 9話まで課金して一気読みしてしまいました。
ありがちな回帰ものとは一味も二味も違う味わい深いコメディ(ですよね?)

ようやく平和な日々が訪れると安堵した王妃が20年時を巻き戻される。
もう一度同じ苦労をするのは嫌と今度は婚約者にならない道を選んだところ
愛らしくて社交界の華ではあるが、王妃の器ではない妹が王太子妃に選ばれてしまう。

ありがちなパターンだとヒロインはスーパーウーマン、妹は無能で腹黒とかなんだけど
頭が良く努力家なヒロインは、芸術や刺繍、社交はあまり得意じゃない。
妹はその逆で、賢くはないが、腹黒くもない。
元夫の王太子は美丈夫だが剣の腕前以外はほぼ無能でボキャブラリー貧困。
冷たいけど実はヒロインを、、、みたいな気配皆無。

仲睦まじく見えていた回帰前の妹の夫はヒロインに以前から好きだったと求婚するなど、
前回ヒロインに見えていなかったものもいろいろ見えてくる。

全員が表情の変化が乏しく、情緒がいまいちわからないのが
美麗な絵柄も相まって、絶妙な味わいのコメディになっている。

果たして、王太子はほんとに何も考えていない美しきぼんくらなのか。
回帰させたのは本当に妹か、だとしたらその真意は。
ヒロインに恋愛は絡んでくるのか。
先が楽しみです。
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