さよなら、英雄になった旦那様 ~ただ祈るだけの役立たずな妻のはずでしたが……~
」のレビュー

さよなら、英雄になった旦那様 ~ただ祈るだけの役立たずな妻のはずでしたが……~

遠雷/とき間

信者啓蒙話として読める

ネタバレ
2026年4月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻読了。祈りの力、というのがメインになってくるのが、結構解釈に困る。祈ってばかり、と言われているのであれば、例えば妻が新興宗教にハマっているならばどうだろうか。信者は祈りに力があると思っているし、お布施にも効果があると思っている。
実際は、お布施して祈りまくっても願いは叶わないし、神に毎日祈りまくっても、勉強しない限り受験には受からない。
主人公たちは行動はしているので、そこに「祈り」という異世界パワーと現実社会の意味の重なりが難しいのよね。「魔法」なら、ないからいいんだけど。
この話では最終的に「祈り」にパワーがあったから良いけれど、実際にはいきなり効果を発揮するのはおかしい。胡散臭く思われる理由をスルーして、胡散臭く思われて疎外されても祈るべき、祈れば祈らない奴らにザマァ(罰を与える)、となると、新興宗教の啓蒙話として提示されてもおかしくない内容になってしまう。
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