もう少しだけ、そばにいて
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もう少しだけ、そばにいて

白野ほなみ

生きることの現実

ネタバレ
2026年4月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んで本当によかったです。ほのぼの純愛BLは絵柄や雰囲気ですね。
実際のところ、現実的なエピソードが散りばめられて異性愛者の健常者の自分には考えさせられる内容でした。
法的効力の低い同性カップル、家族として扱われない社会制度、不自由な身体や後遺症とずっと付き合わねばならない事実、事故後の制限される生活、周りの視線と憐み、手放さなければならなかった夢、愛する人の苦悩…そして、縛られてきた晴人が唯一解放される尊厳◯という選択肢。
白黒つけられないグレーがこの世の中には多いから、少しは報われてほしいと思ってしまいますね。
ふたりを理解して支える先輩や同僚の存在が救いでした。
ラストは読者に委ねるってことでしょうか。王道ではないですが、わたしはハッピーエンドだと思います。
人生の正解は、百人いたら百通りですから。
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