精霊幻想記
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精霊幻想記

北山結莉/みなづきふたご/Riv

バランスがとれてないと思う(1巻のみ)

ネタバレ
2026年4月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 日曜の無料読み企画で読んでみました。
1巻では「精霊」も「幻想」も出てくる気配がありませんでしたが、出てくるまで読むのは諦めて脱落です。
長く続いている作品だしアニメ化もしているということで、原作の人気があるのかな、と推測。
しかし、このコミカライズは……漫画と言うより、小説をそのまま紙芝居にした、という印象。かつ、画面がアニメ寄り。漫画としての演出が弱く、実際に動きと音が付けられるアニメならともかく、かなり単調さがありました。小説での心の中の声をそのまま文字のままコマの中に持ってきただけで、表情や小物遣いで見せる、という工夫が見当たりません。表情も背景も乏しい。
また、こちらはそもそもの原作側の問題だと思いますが……やたらと美少女が登場するわけですが、スラムでの探索に王女が来てたり学校の先生が美少女だったりとなかなかの無茶苦茶加減。これがコメディーに全振りだったらまだわかるんですけど、なんか妙にシビアだったり権謀術数っぽい雰囲気を入れてみたりと、バランスが悪いように思います。そこに更に前世設定が入っており、調味料過多でした。
主人公もなんだかチグハグで、年齢や生い立ちや過去のトラウマ、前世の記憶や人格、すべての要素が噛み合わない印象……それに加えて、冷静っぽいキャラ付けなのが苦手でした。冷静を装った自己陶酔感がある感じがこう……少年マンガの主人公は熱量が高い方が好きです。
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