ソレイユの夜明け~不義の子と呼ばれた、公爵令嬢の婚約の行方~
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ソレイユの夜明け~不義の子と呼ばれた、公爵令嬢の婚約の行方~

桃井すもも/蜂不二子

切なさを抱きしめて

2026年4月28日
主たる登場人物は王太子とその弟、そして弟の婚約者であるヒロインの3人。
一人ひとりの心情や情況をとても細やかに書き表していて、その人の立場に気持ちを持っていかれてしまう。読後も余韻が残りこの世界に浸り続けている。作者さんは淡々と物語を書き進めているふうにみえるけど内容はとても濃い。そして読む手を止められなくなるほどのめり込む。
不義の子と呼ばれたヒロインと弟王子の婚約から始まったお話は、親子の絆、夫婦の絆を問いながら公侯爵家、王族を巻き込みながら王太子の一生にひとつだけ叶えたいと欲したものを手にした時、思いがけない幕引きとなる。
弟王子の心情に胸が痛くなる。どうしてあそこで…と後悔の涙が出てしまいそうにるほど寄り添ってしまう。作者さんの力量が素晴らしい。
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