女王の花
」のレビュー

女王の花

和泉かねよし

涙が止まりませんでした

ネタバレ
2026年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ コールドゲームから流れ着きました。歳とともに涙腺が緩くなったとはいえ、ほぼすべての巻で泣きました。一巻から最終巻まで一気読みしました

主人公の亜姫はエリザベス一世のようです。エリザベス一世が「文の献身」であれば、亜姫は「武の献身」というところでしょうか。しかし、ともに、逆境の中で自らを磨き公に生きた人物でした。
職に全てを捧げる献身性は多くの人を惹きつけると思いますが、なかなかできるものではないと感じます。自分の中で亜姫は尊敬すべき一人の人物となりました。
そして薄星も同じく職に全てを捧げた男でした。お互いに信念をぶつけあい、尊重しあい、最後まで信頼しあいました
エリザベス一世との違いとして、唯一、亜姫が捧げなかったのは、幼き自分でしょうか。女王として死にたくないという気持ちを実現させた蛇も素敵でした
悲しくも多くの人に支えられ、信頼されるとはどういうことなのか、考えさせられたと思います
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