「ラベンダーの咲く頃に
」のレビュー

ラベンダーの咲く頃に

cheongdam

見事な執着愛!

ネタバレ
2026年5月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵柄の美しさと身体の描き方に惹かれ、さらに大好物の執着愛ということで購入。

ヘンリーというお金持ちの息子を殺せと依頼されたノア。でも無邪気に懐く彼を殺すことができず、逃げ出してしまう。それをトラウマとして今でも引きずって、黒髪の青年を身代わりにしている日々。
そこに成人したヘンリーが現れ、なんとしてでも自分の側にいさせようとする、という話です。

最初、ノアがヘンリーの身代わりを抱く姿から、再会した二人の立ち位置はてっきり、と思っていたら、これは見事な年下執着甘え攻め。どんなにノアがヘンリーを拒絶してもへこたれません。どれだけ自分がノアを欲しているか。ひたすら「行かないでって言ったのに。」という言葉を軸にノアを求めます。
必死に拒絶するノアがあまりに頑ななので、どうなるのかとちょっとドキドキしますが、ヘンリーのノアへの愛が真っ直ぐで、全世界を敵に回してもノアだけいればいい、という姿にどんどん凋落させられていく姿とその絵柄の美しさ、特にキスのしっとりとした粘膜なまとわりつく描写にうっとりとさせられました。
交接も美しく、エロいです。
短くまとまったお話ですが、成人したばかりのヘンリーをノアが寝所でこれからどのように育てていくのか。それもまた見てみたい気がします。
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