ラブレター
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ラブレター

尾崎かおり

この胸の苦しさはどう救われるのか

ネタバレ
2026年5月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ アニメ風のポップな作画で展開する物語が直ぐに実写画像みたいな迫力でぐいぐい迫ってきたし、最後の方は涙でページがかすんでしまった。
読んだ直後は、あまりの胸の苦しさに、立ち上がってウロウロしてページに戻ってまた泣いて。
小さな子どもの命のなんと儚いことか。
守られるべき子どもが守られず打ち捨てられ存在を忘れられることが現実にあり得るとしたらこの世はなんと残酷で悲しい場所なのか。
無力な人々が時に巡り合う過酷さから逃れる術を持たないことをただ傍観している感覚がとてもとても苦しかった。
それでも、罪を犯した母親が野の花や雨の雫にさえ救われうることに一筋の希望と未来が垣間見えた。
子どもや力のない人々を助けられる力と感性を持つすべての人に読んでほしい。
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