悪夢令嬢は一家滅亡の夢を見た ~私の目的は生き延びることです~
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悪夢令嬢は一家滅亡の夢を見た ~私の目的は生き延びることです~

近衛悠/大菊小菊/泉乃せん

よくある悪役令嬢ものではない面白さ

2026年5月8日
最終巻まで一気読みしました。
よくある悪役令嬢として断罪されたけど、回帰してザマァしてハッピーエンド!
とは違った面白さです。
主人公の公爵令嬢であり控えめながら聡明なファリティナと異母弟で鬼才のセリオン、そしてその他弟妹たちの兄弟愛が良かったです。
弟が優秀だったことももちろん未来を変えられた一因なのですが、大人たちが頼れない中、主人公が兄弟たちを想うようになって、兄弟の絆が深まっていったからこそ迎えられたEDだったと思います。

学園内の悪役たちも貴族だからこその背景と些細な悪意を発端とした顛末も良かったです。たまにある悪役令嬢ものの、その身分差でなぜそんなことをしようと思った…?みたいな違和感はありませんでした。
ぼんくら王子様の成長なども良かったです。
終始シリアスなお話なのですが、最後の方の弟のブラコンっぷりにくすりと来ました。
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