十字架のろくにん
」のレビュー

十字架のろくにん

中武士竜

復讐は気持ち良いですか? …はい。

2026年5月9日
『実験体A』と名付けられ同級生5人から壮絶な虐めを受けていた主人公。家族を失い、預けられた祖父の家で復讐を誓う。

"実験体A"とは。
"ろくにん"とは。

1部完結まで読みました。流行りの復讐もの。メンタルは抉られます。
現実は理不尽なことに我慢することの方が多い。だけど漫画の中では主人公がやり返す。脳が報われたと勘違いする。加害者に何かしらの罰を望み、歪んだ正義感を満たす。現実ではなくフィクションというのも大きい。
復讐ものは、被害に遭う→辛い→やり返す→スッキリ。ムカつく→期待→カタルシスがわかりやすい。あとはそれを繰り返すだけ。
簡単な構造ですが、現実で出来ない事が漫画で体験できる。
ただ、この作品は暴力のエスカレート、道徳ラインの崩壊、被害者と加害者の境界も曖昧になる。虐めも度を超えている。
スカッとするか、胸糞と感じるか分かれる作品です。

作品タグに「顔が良い」とあったので、主人公のこと…だよね?とちょっとだけ笑いました。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!