悪夢令嬢は一家滅亡の夢を見た ~私の目的は生き延びることです~
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悪夢令嬢は一家滅亡の夢を見た ~私の目的は生き延びることです~

近衛悠/大菊小菊/泉乃せん

心に残る名作、おすすめしたいです

ネタバレ
2026年5月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一般的な令嬢物や異世界ファンタジーとは趣が異なり、きな臭い謀略に巻き込まれた貴族の子供たちが、自分以外の子供を生き延びさせようとあがく様が描かれた、現実味のあるずっしりとしたお話です。
一から十まで全部説明されておらず、余白があるため、読後余韻に浸ることができました。

発売の都度購入して読んでいたのですが、完結後再度一気読みすると、主人公とその弟妹は精神的に大きく成長したのに、第二王子はラストに至っても公の義務よりも自分の感情優先の人のままであることが読み取れたため、嫌悪を感じてしまいました。(人によって解釈は異なると思いますが、自分はそう感じてしまいました。)

原作を読んでいたため、ラストの丘の場面をどう表現されるか気になっていたのですが、想像どおり美しい光の風景が表現されていてよかったです。

万人受けするとは限らないかもしれませんが、本当におすすめしたいです。
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