「残骸はあさってのほう
」のレビュー

残骸はあさってのほう

エマオ

変わり種BLとして悪くない

2026年5月18日
170ページ。
短篇6作+表題作の描き下ろし。
勢いのある作風、「普通じゃない」感じの展開。方向性としてはかなり好きな方だと思うんですが、なんというか、痛みを伴わない感覚で自分には刺さらず、星の数が増えませんでした。でも悪くないです。
2026年5月現在、読み放題に入っています。加入してる方は読んでみるのも良いのでは。
〜〜〜〜〜
・『残骸はあさってのほう』
なかなかのキモさ。好きなアイドルに似ているからその子の物を盗んでその残滓を楽しむという、これはヤバいヤツですね。タイトルがすばらしく合っていて良いと思います。

・『東高 GO to hell !』
ヤンキーでヤクザででも妙に真面目だったり純粋だったり。カオスだけど確かにラブを感じる。

・『カトルフィッシュ』
いじめられている高校生、レンタルショップ店員と憧れの歳上の人を絡めて。ひたすらに気の毒なだけで好みではない。

・『へんてこな校歌』
なんかこう、アーティスティックにしたいのかな、という感じではあるけど、なんか違う。

・『私鉄 “GOTTA GO TURN”』
DK、中学の頃からの友達、悪い保健の先生、タイトル通りにゴタゴタっと転がるお話。ラストがちょっとかわいそうで、これが一番良かったです。

・『土曜、木曜、カトリーヌ』
オネエと精神科医。父親に連れてこられて診察を重ねるうちに、という話。良い話な印象もあるんですが、ひねくれ者にはもうひとつ腑に落ちない思考回路な展開でした。

・『チキンレース』
表題作の描き下ろし。全方向に不幸だなって……。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!