身分差に終わった恋を、今さらですが。
」のレビュー

身分差に終わった恋を、今さらですが。

渡鍋ぽんず/STUDIO ZOON

今さらではなく、「今から」

ネタバレ
2026年5月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様のSNS宣伝用の1P漫画で爆速購入しました。
表情筋ございまして?なキャラが無表情(しかめっ面?)のまま太フォントで「もう二度と放さない」は好みどんぴしゃでしかございませんでした。

現在6巻まで。
王女と護衛騎士。両者とも伝わらなかった両片思い。10年たって、暗殺(未遂)され、死んだことにして祖国に戻り、そこで再会。あ~好きなやつですありがとうございます。
表情筋ございまして?なキャラ(大事なことなので)が無表情の裏で激情に荒れ狂っているのが大好きです。
表情が変わらない「騎士」だからこそ自分のこと何とも思ってなかっただろうと思っていた王女も、王女は王族という身分を理解しその責任を全うして嫁いでいくのだろうと見送った騎士も、正しくその身分差を理解していたからこそ終わらせた恋だったのに、本当隣国国王の好色旦那はさぁ!
「私が彼女を見間違えるはずがない」はめろすぎです。ギルが雨の中で王女を捜索に出ていた中、絞り出した「オリィ」は、きっと一度だって実際に呼びかけたことはないだろうに、もう失われてしまったからこそ呼ばずにはいられなかったような描写には本当に胸が苦しくなりました。いつも、遠い地に嫁いで行ってしまった最愛の人を思い出すたびに、思い出の中の彼女をそう呼び掛けていたんだろうか…。
彼女の望んだかわいらしい家を用意しているときの心境をもっと聞きたい、直接オリヴィアにお話ししてほしい。
オリヴィアもちょっと拗ねてこじれちゃってるみたいな雰囲気ありますが、紅茶をだばだばかけるところ最高に高貴な誇り高い女で大好きになってしまいました。(そもそも刺されて川で流されて「逃げよう!」と解放され平民として酒場で働いてる時点ですでに好き)(淑女の礼はもう自己紹介じゃん、バレバレで好き)(逃げるとき「一人で抜けるようになったコルク」が少ない荷物の中に入ってたとこかわいい)

王女サイド正体バレが来るまでまったりパートあるかと思ってたけどそうでもなさそう?
6話最後の「私が王女に戻るまで」が場合によっては不穏ですがこれからも楽しみです。一話冒頭のカラーページの愛を乞うギルベルト待機民です。
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