火ノ丸相撲
」のレビュー

火ノ丸相撲

川田

何度励まされたかわかりません

ネタバレ
2015年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 相撲漫画としても面白いのですが…
読むたび「ここからはいあがっていこう」と自分も勇気づけられます。
たとえば全国目指してるけれど今の状態では全く通用しないということを見せつけられて絶望するのだけど、「弱点じゃない、のびしろだ」と言われる それぞれの弱点を克服するのでなく、それこそがのびしろになり強みになるのだと。
自分も、どうしてこんななのだろう…と悩むばかりだけど、自分はこんななのか、じゃあそれで今できることはなんだろうと、考えをシフトし、物事に取り組めるようになれるんです。
作中でも語られますが、相撲は決して「地面に倒れてはいけない競技」。なにをされても、足だけはしっかと地面につけている訓練をひたすらするのだそうです。どれだけうちのめされても、しっかりとここに立っていようと努力する子達の姿に、自分もそうありたいと思える勇気をくれるお話です。
先程のセリフはもう少し先の巻のものになりますが、是非読み進めてそこへ至るまでの物語を読んで頂きたいです。
まずはこの1巻から。はっけよい、のこった!
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!