やわ男とカタ子
」のレビュー

やわ男とカタ子

長田亜弓

発展途上のヒロイン幸せを掴めるか?

2026年5月25日
ヒロインの描写がある意味リアルで、ドロドロし過ぎて考えさせられます。

ヒロインは常に自己卑下をします。もう見ていてイライラする程。フェミニンタイプの女性に強いコンプレックスを抱いていて、それに引き換え自分は…と欠点をつらつらと並べて、殻に引きこもろうとします。

それならそれで殻に引きこもって平穏に暮らせばいいのですが、そうではなくて、フェミニンタイプの女性に対する羨望、嫉妬に苦しみます。

ヒロインの自己卑下は“自分自身も男性からか弱い存在として庇護されたい!あの子の様に!”というどうしても捨て切れない強い願望の裏返しです。はっきり言って、面倒くさい女です。

漫画だからかもしれませんが、ヒロインはフェミニンタイプとは外れますが、顔もスタイルもスッキリと整っています。自分の持ち味を正しく理解して、それを磨いた方が得策です。

うじうじしている暇に、職能やスキル、対人コミュニケーション能力など、自己研鑽に励む方がよっぽどいい。恵まれた爽やかな容姿に、感じのよい態度、知的な会話、そんな魅力的な人物に充分なれるじゃないですか!

普段からどこか卑屈さの漂う人と話したいですか?自己卑下が身に染み付いている人には「そんなことないよ。」と、つい言ってしまわなくてはいけないムードになり、知らず知らず気疲れしてしまいます。そんな人物より、一緒にいて元気を貰える人の方が断然いい!

ヒロインは年齢の割には、精神的に幼稚です。さっさと自分を客観視して実りある方向に努力した方がいい。

それに万人からモテモテになりたい訳でもないでしょう。ただ一人、自分を認めて心から愛してくれる男性がいれば、幸せになれるタイプに見えます。

卑屈で幼稚、うじうじしているだけのヒロインは、まったく好きになれませんが、大きなポテンシャルを感じられます。今後の努力、成長を期待。精神的にも自立した素敵な大人の女性になっていくのを見たいです。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!