このレビューはネタバレを含みます▼
主人公のモデルはココシャネルであることにすぐ気がつきました。彼女の伝記を読んだことがある方ならすぐに気付いたかたもいるかもしれません。
孤児で裁縫技術があった彼女は試行錯誤を重ねて豪華なドレスや帽子が当然であった時代に、シンプルで機能的なものを大流行させて現代にも残る有名なブランドを作り上げたキャリア女性です!
デザインについて、色々なご意見はあるとは思うのですが、一度ココシャネルの伝記を読んでから本作を読むと感想が変わるかもしれません。事実は小説よりきなりとはこのことで、これは事実に基づいて描かれているから不自然なほどシンプルにされているのです。
黒は喪服という概念を覆したエピソードや装飾をしていない帽子、コルセットの悩みを見抜いたシーンですぐにわかりました。
作者様は服飾の歴史がお好きなのが、よくつたわってきます。
ですが、感想欄を見ていると、私たちが今着ている機能的な服は、このココシャネルが革命を起こしたことからはじまったものだと言うことを知らない方が多くて驚きました。
そして、労働者の権利運動も彼女が会社を大きくしてからおこったことを綺麗に、エンタメとしてアレンジしたものと思われます。
良く時代背景を調べ、実際にあった出来事をアレンジして、漫画という娯楽に落とし込んでいる作者様の読者を楽しませるためのサービス精神をすごく感じます!
一言でいうと、めちゃくちゃ面白い✨✨
ココシャネルが好きだったので、その活躍に基づいた物語でないかと思っていたところに出会った作品で、楽しませていただいてます☺️