最果ての君へ
」のレビュー

最果ての君へ

みなみ遥

愛が響く切なくて温かい話

ネタバレ
2026年6月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受けの兄弟が魅力的過ぎて、惹き込まれます。弟の為に犠牲になる、儚げで可哀想な弟思いのお兄さんと、お兄ちゃんが大好きな歳の離れた弟。先生の描く綺麗で優しいお兄さんと、可愛すぎて無垢な弟が魅力的なあまりに、兄弟の境遇が気の毒で胸が痛いお話。
でも、その境遇の中で、弟の方を心から愛していて、兄弟両方を陰ながら必死で守り続けている晄人の愛情や、兄弟の互いへの愛情が深く描かれた、心に熱く響くお話。自分の父親から愛する人を綱渡りの状態で守り続ける晄人の気持ちが切ない。
境遇の元凶である男への嫌悪感に対して、魅力的で温かい、愛あるキャラ達の良さが際立って、すごく余韻の残る作品でした。切なくて苦しくてすごく温かいです。
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