つばめがくるりと輪を描いた
」のレビュー

つばめがくるりと輪を描いた

後藤

☆大嫌いなノンデリに教えられるとは☆

ネタバレ
2026年6月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一期一会を大切に。
この作品を読んで、そんな言葉がよぎりました。

売れっ子俳優がひとりで新幹線に乗り、一般人と隣席とかある?(奈生もグリーン車なの?)初対面の人の弁当食べる?とかは思ったんだけど。
奈生は本当に可愛いし。
だから悪女将以外の人はみんな魅了されるんだな。
そんな奈生に惹かれ、ナイトのように救出した凌。
落ち着いた見た目と中身なので、30歳くらいかと思ったら24歳!
後に明かされる恋愛経験値からは年相応かとも思ったけど。キスくらいは演じる上で経験はあったのかな?と想像はしておきますが。
モテメンなのに誠実って!素晴らしい。

感極まる場面が多々あり、1話の最後でもう泣。
突然紹介された一般人との同居や後の交際を結局マネージャーが認めるのもありえるか?と思ったけど、これも奈生だからね、ということで。
17歳から旅館の仕事しかしたこと無かった奈生が、敏腕マネージャーぶりの仕事いきなりこなせてたのも疑問に思ったけど、隠れた才能と人柄かな。
理解ある狭山マネの言葉にもまた涙。

ノンデリってリアルでも大嫌いなんですよね。
だから洋輔のことも初めはとんでもない!って怒りが湧いたんだけど、ピュア同士のふたりが結ばれる為には、これくらい強引な出来事が無いとだったのかも。
既婚男性狙うのは最低だと思うけど!
あと洋輔のミニキャラがものすごく可愛くて、これ出たらしょうがないなーとなる笑。
特に大好きな狭山マネに怒られた時の洋輔はめっちゃ可愛かった。
でも、洋輔が言う「話さなきゃ相手はわからない」にはハッとさせられた。
悔しいけどその通りだー。
洋輔に教えられてしまった!
洋輔が語る177ページは必見。

接触解禁してからの甘々な凌と初心カワな奈生がたまらん。
2つのお願いがまた!!

奈生の生い立ちはかなり辛くて。。。
更に養母が抱えているものもかなりショッキングなので、お互いを想い合っているのに噛み合わなくて胸が苦しくなりました。
養母とのエピソードもかなり泣けて。

その後に体重ねるシーンになるので、なんか唐突でびっくりしてしまったんだけど、描き下ろしでそれに至るまでが語られてて、それが凄く良くて。
同性同士でえっちは必要なのか?それによってどうだったのか?が、ここまで語られてるってあまり無いなと。
描写は控えめだけど体格差が良きです。

心温まる素敵な作品でした!
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