おじさま侯爵は恋するお年頃
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おじさま侯爵は恋するお年頃

飛鳥りな

ん???

ネタバレ
2026年6月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ デジタルマーガレットの女性漫画。デビュー作の第1話(読み切り)から10年以上続き、全20巻完結。
女性漫画レーベルだけど絵柄も雰囲気も少女漫画寄り。デジマのターゲット層は20代〜40代。主人公も好感は持てるけど、大人の女性が共感するというより少女漫画のヒロインみたい。
西洋風なのは流行りだからかと思ったけど、現代設定だと高1の女子高生に36歳の拗らせ男性が恋する構図になるので、これで良かったのかも。
20歳近く離れてるということなので36歳の芸能人を調べたら賀来賢人、岡田将生、柳楽優弥、錦織圭、加藤諒、小野賢章などが出てきた。…おじさまとは???(時代的な感覚なのかな)。歳の離れた男性には見えるけど生徒と教師みたい。
伯爵は恋愛は懲りている一方で「16歳なら子供だから何も起こらない」「大切に育てて自由にさせる」という距離感の発言する。その善人ぶりと拗らせ方が危うい。
16歳ってすぐに大人になる。それに、
「こんなおじさん好きにならないでしょう?恋愛感情は持たないけど、僕は良い人だから君のことを考えてるよ」
怖い(笑)
昔このタイプの男性から、善良な知人のフリをして定期的に誘われるのが嫌だったのを思い出した。
伯爵は早々に主人公を気に入る。わかってたけど。説得力ない。
「やれやれ、子供だと思っていたら(微笑む)」系の「参ったな…」がちゃんとある。
『マーガレット』掲載なのにヒーローの忘れられない元カノの名前がマーガレットなのも困る。個人的にはメリッサが出て来ると鋼錬を思い出す(これは自分だけだと思う)。
初夜に元カノを思い出す伯爵も正直きつい。
その元カノは病気で彼の元を離れたらしく、現在も闘病中。伯爵は事情を知り、何度も彼女に会いに行く。16歳の婚約者と向き合うには整理が必要らしいが、その行動は一方的で独りよがりにも見える。
そして闘病中の元カノに再会。若々しく元気いっぱいの16歳の彼女も同席する展開(酷い)。良い話に持っていくんだろうけど辛すぎる。
お話を盛り上げる展開も少女漫画寄り。娘を婚約者の家に出した後、歳の差が心配だからと(時代的にも変なのか)20歳のセレブ男性を紹介してくる軽率な父親。伯爵も、突き放したり、迎えに来たりと拗らせが忙しい。
…主人公が喜んでるからまぁ、いいか。
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