マロニエ王国の七人の騎士
」のレビュー

マロニエ王国の七人の騎士

岩本ナオ

2026年10月アニメ放送開始予定!

ネタバレ
2026年7月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ とある大陸の中心に位置するマロニエ王国。マロニエの周囲を囲んで7つの国があり、マロニエ王国の女将軍バリバラには7人の息子達がいる。長男「眠くない」次男「博愛」三男「暑がりや」四男「寒がりや」五男「獣使い」六男「剣自慢」七男「ハラペコ」、それぞれの特徴を表した白雪姫の小人のような変な名前の息子達を周囲の国へ大使として派遣することから始まる物語です。
最初に読み始めた時は登場人物が多くてなかなか覚えられないし設定も複雑だしまだ明らかにされていないことも多くてわからない事もあるし、全体像が掴めず読むのに時間がかかるな〜と思ってました。
でも実在の国、地域をモデルにした国々の文化や宗教等の設定が細部まで作り込まれていて魅力的です。絵も人物は可愛らしいし背景や小道具や動物等も細部まで緻密に描き込まれていて綺麗。壮大なファンタジー世界に徐々に引き込まれました。
7兄弟は単純にバリバラから生まれた子供では無いような不思議なことの連続で、夜の長い国の王配が言っていたように「名前さえわかれば生まれた国から地域、先祖の名前までわかる」から兄弟達の本質がわかる本当の名前は隠されていてあだ名で呼ばれているということなのかな。
息子達が全ての国を訪問し終わるにはまだまだかかるし、色んなところが繋がっていたり伏線があったりして「この話どこかで読んだな」と思っても見直して該当部分をなかなか探せなかったり、一筋縄では行かない大作ですが、しっかり資料を集めたり取材したりしたであろう作り込まれた世界観は異国ファンタジー好きにはきっと刺さるはず。
オススメです。アニメも見ます!
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