このレビューはネタバレを含みます▼
これタテヨミで読み切ってしまった作品。
当時は単行本出ないかな…と思っていたのですが、いつの間にか出てたw
ここからネタバレしたく無い方は読まないでね〜。
テレパスのコータロー。所謂「超能力」と呼ばれる非科学的な能力なんだが、話が進むにつれて、それがコータローの身体の問題と繋がってくるという設定が秀逸。医学的な問題と絡めた事により、一見ファンタジーな設定の中に、妙にリアリティを感じる話になっている。みのりとコータローの繋がりと過去の事件が絡むホラー的かつ心理的な怖さと、コータローの身体的問題による不安など…ベースにある様々な重苦しさに、二人の恋愛を絡ませる事によってドキドキや甘々も味わえる。
みのりの可愛らしさや素直さ、正直さがコータローの心も読み手の不穏をも適度に緩和しつつ、ゆっくりと真相に進んでいく。めちゃくちゃ面白くて読みやすいストーリーです。
主人公二人の周りも、魅力的な人物が多くて。先輩二人がねー、ほんと好き♡彼らによる相乗効果もあったと思うわ。推せる二人でしたわ。
最後まではらはらさせつつ、最終的には安堵する。(ちょっと尻すぼみ感もあったけど)何故「嘘つき」なのかの答えはひとつじゃなかったと、個人的には思いました。是非読んで頂きたい作品です。