このレビューはネタバレを含みます▼
レビュアーさまの推しレビューを読んで、ずっとお気に入りに入れていた本を買いました。
でも。ん?読んだ?と、記憶が蘇り、これだいぶ前に読みホにあったかも、ですね。
その流れでアウターハローを購入したので、きっとみなさんとは逆の形で拝読したかもしれません。
ネタバレはいります
「夜明け前にきみを呼ぶ」、タイトル回収はラスト間近に、あきらがエマの本名である【満幸】と、呼ぶことからきているかな?と感じました。
アウターハローで幼馴染に恋人ができ、置いていかれたような喪失感を抱えた暁。出会ったのは売り専でバイトする大学生のエマでした。ノーマルの暁は、エマへのお礼としてデートで指名します。定番の水族館なんですが、そこでふたりの姿を数十秒の動画に撮っています。
それを、暁がまるでお守りのように、何度も何度も繰り返し観るんです。もう、かわゆすぎて、メロる💕
一方、エマもデートのあと暁にキャストとして抱かれ、「客」として割りきれなくなり、店を辞めてしまいます。当然連絡先を知らない暁は、店のホームページから消えたエマを想い、ふたりの動画を繰り返し観るんです。もう、切なさクライマックス。
そしてこのお話のテーマかな、エマと母親の関係。幼い頃にネグレクトされ、エマが感情をぶつけたことで、母親が優しくなっていきます。母親は許されたいからやっているのかもしれないけど〝今は優しくしてやってるからもういいでしょう〟的な感じでお金を渡したり、言葉をかけたりするんですが、過去にされたことがなかったことになるわけではないんですよね。
その感情に覚えがあり、深く刺さりました。
愛されることになれない満幸が、暁という居場所をえて、幸せになっていく。それは暁も一緒で、幼馴染の喪失感を満幸という存在が埋めていってくれるお話でした。
嘉内先生は長身の男の子が好みのようで、先生の作品の男子はみんなスラリと背が高い。
今回、キャストの美夜くんが、今までのなかでは小柄かなという印象です。
とくに、美夜くんはいろいろと抱えているポジションのようで、これからのスピンオフにも期待がかかります。
こういう子は、とびっきり幸せにならないといけませんよね!!
また、先生の作品を楽しみにしております。
かなり、おすすめです!