彼氏が欲しかった
」のレビュー

彼氏が欲しかった

たうみまゆ

これはいい!!!!

ネタバレ
2026年8月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『彼氏が欲しかった』タイトルと表紙に惹かれて読んでみたら、何これ、すごい良い!!ストーリー重視の方にお勧めします。
自分を誤魔化して生きてきた結果、妻に刺されて死んでしまうところから始まる人生やり直しの物語。
異世界転生なわけでもなく、パラレルワールドともちょっと違う。記憶を持ったまま、再生。これまでの人生とはちょっと違う選択をしたら、自分に正直に、大事な部分を軸にして生き直したら、人生の登場人物も変わり、ずっと生きやすくなった主人公。これまでの後悔を繰り返さないよう何度も踏ん張る姿に惹きつけられる。

生きるとは選択の繰り返し。
どこかで人と人が交差していても、そこから深い関係に絡まるまでは選択次第…。はい。私自身にもなかなかにズシンとくるものがあります。
そこに存在はしていても気にも留めなかったり認識されなかったりと、この中での生きることは「引き寄せの法則」と同じなんだ。
高井が中身40才なので学生にしては物事俯瞰して見れたり、おじさんが若い男の子をお金で買う両側の気持ちが理解できたりするのがなんとも皮肉。
ふと、自分の学生時代を思い出し、自分が高井だったらどの時代にやり直すか思い描いてしまう。私自身もこれまでの後悔が幾度となくありますから。
テーマの割には重たすぎず、楽しく読め面白いです!
いいねしたユーザ4人
レビューをシェアしよう!