ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~
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ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~

瀬野反人

魔界のフィールドワーク本 (ホンマもん)

2026年8月14日
魔界のモンスターの言語を研究するため、現地魔界で一年(?)滞在のフィールドワーク調査に赴いたハカバくん。先人で師の教授の手帳を片手に、可愛い現地ガイド、ススキと共に旅をし、魔界の住人と交流します。

これは凄いですホンマもんです。
よくある擬人的異世界モンスターとの交流ものではなく、言語学を中心としたマジもんの民族学、文化人類学のフィールドワーク本です♪

未開の民族でも人間同士だと人類祖先はみな同じなので、ある程度の共通点と推測のあたりがつくものですが、魔界の住人は根本から違います。
主人公が考察するも、明確な答えは滅多に出ません。理解し難い文化や言語や行動は、その根底に身体的機能や彼らの必要から生じたもの、そして様々な要素が絡み合ったものであり、見えているものは氷山の一角にすぎない。けれども、その氷山の下の方、そして異文化を見る時の視点・姿勢が描かれているからこそ、読み進めていくと、次第にこれは、あれはこういう事かなと読者の方で勝手に推測出来るようになってきます。
彼らが、何故彼らなのかが分かってくる。(分からんのもありますw)

これはまさしく入門書。
読者が主人公に同行し、共に魔界のフィールドワークをしている気分が味わえる作品、ススキちゃんが実に頼もしい♡

個人的スーパーミラクルどストライク。作者様と出版社に感謝を申し上げたい。
もう読んでいる間はノンフィクションの魔界のフィールドワーク本を読んでいる感覚でのめり込みました。現実の問題とリンクする所もあり、主人公の焦燥感やピンチにシンクロして彼の感情を味わった。そしたら7巻がまさかの展開…!!

瀬野先生、7巻ここで終わられると凄く困りますww
可及的速やかに続きをお願いしたいけど今月出たばっかの新刊だったwwもう泣きそうマジで泣くっていうか泣いた
仕方がないのでラミア語と、ハーピー語の練習でもしながら次巻を待ちまーす(泣笑)
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