プレイアフターコール
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プレイアフターコール

オオタコマメ

美しい

ネタバレ
2026年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず 絵が 終始美しかった。
なんか不思議なんだけど シーン毎動いてみえてたんです
彼らが。 止まってないの。繊細な線のまま優雅に 活き活きと動いて見えて。
不思議な感覚。 表情が 視線が 手先が 表情豊かだったからかな?

そして ダイナミクス系にしては比較的穏やかで 一色と倉科の成熟していく関係性も 美しく感じた。
若くて 気高くて 美しい。 そして初恋同士 初パートナー同士 探り探り拙いやり取りは可愛らしい
少しの躓きや傷つけ合いは有りつつも 家族や周囲の大人に大切に育まれ 見守られてきた子達は
大切なところで 間違えない選択をすることが出来るんだね 安心して見てられた。

対して 羽澄先生のターンはキツかった。
全方位いい子ちゃんの羽澄と 刹那的な瀬尾
毒親にズタズタに魂傷付けられ 生き急いでいる瀬尾は まだ親を憎むことさえ出来ていない
羽澄は手を取りたかった 救えると思ったのかもしれない 手を掴めそうだった
でも 最後まで譲れなかった一線 セーフワード に阻まれた形で叶わなかったんだね。
でも 追い縋らなかったし 出来なかった
正しかったんだと思う ただ 正しさでは救えないところまで瀬尾は来てたんだよね
助けを求めてた でも救えなかった 恋心だけではどうにもならなかった
その事実は 羽澄の根幹に 楔のように打ち付けられてるような気がする
打ち付けてるのはきっと自分の手 切なー

羽澄の切ない思春期を知った上で 胡散臭さを振りまきつつ保体を教える養護教諭になって
巣立っていく子たちの背中を見送るたびに 瀬尾を あの頃の自分達を想うんだろうな
そして 救えなかった手を心に刻んで パートナーを作って来なかったのかも
と勝手に思ったり 生真面目で不器用なくたびれたオトナにも 幸あることを願わずにおれないのです。

ともあれ 幸せそうなメインカップル
手探りだった営みが 二人仕様に練り上げられていく様も 美しく ドキドキさせられました。
何度も開くと思うけど まだまだオトナになっていく彼らも 見てみたいなと思います。
美しかったです。
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