悪役令嬢グロリア・フォン・コードウェルの断罪と復讐
」のレビュー

悪役令嬢グロリア・フォン・コードウェルの断罪と復讐

万丸うさこ/SNC/たなこ

それぞれに最も相応しい罪と罰を!

ネタバレ
2026年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ スゴイ!よく練られたストーリー展開だと思います!
単なる転生系でも乙女ゲーでもなく、作られた登場人物ではなく生きている(た)人物と亡霊と呼ばれるA子との会話が不思議とリアル。A子はさながら読者の立ち位置。だからこそ同じ感想を抱いたりしてしまうけど、その世界の秩序に則れば異質でしかないことを突きつけられる。
冒頭のグロリアの憎悪と復讐への覚悟は至極真っ当で、魂をかけた呪いであり、その手段はとても狡猾で隙がなく全てを想定して仕掛けられたもので、よくここまで…と感心せずにはいられない。
聖女については若干ヌルい気がしたけど、どこかで己の行いを見せられてはいるんだろうな…と思いたい。
A子についても驚き展開ありで、最後まで感心して読みました!
それぞれの人物がどんな結末を自ら導いたのか、是非読んで確認してほしい!!
その相手に最も相応しい罪と罰なんですね…コレが。
蜘蛛の糸のように張り巡らされた復讐劇を存分に楽しめます!

余談ですが、某BL小説の宰相に似てるな〜なんて思いました(^_^;)どちらも痛快です!
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!