ラクダ使いと王子の夜
」のレビュー

ラクダ使いと王子の夜

緒川千世

両極端なだけに

2015年10月13日
お伽噺話風な表題作と病みのダークな短編が一緒に収録されているので、それぞれの持つ世界観が一層鮮明に印象づけられる感じです。
表題作は文句なく素晴らしいですし、ダークなお話も病んではいますが、最終的にはその世界の中での希望というか、救い的なものはあります。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!