宇宙を駆けるよだか
」のレビュー

宇宙を駆けるよだか

川端志季

一気に読んでしまいました

ネタバレ
2016年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 続きが気になって最後まで一気に読んでしまいました
あゆみから全てを奪い取ったはずの然子が、その実カラダ以外の何をも手に入れることができず少しずつ追い詰められていく姿は自業自得とはいえ少々同情してしまいました
愛を乞うのに奪うかすがりつくかしか方法が分からない然子の姿が不憫で悲しくなりました
あゆみはあゆみで今までに受けたことのない理不尽な他人からの悪意にさらされて心が暗く汚染されていくところは、あれは隣に火賀君みたいな人がいなかったら誰だって卑屈な人間になるよなぁ、と
男性陣は心が沈みがちな時に癒しをくれたり活路を開いてくれたりと申し分ない王子様達でした
結末については全体的にハッピーエンドですがとあるキャラへの思い入れが強かったのでちょっと切なかったです
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