紆余曲折ありましたが。

ネタバレ

2016年5月19日

このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公ふたりがめでたくくっつくまで、長い紆余曲折があります。

本来、強烈ブラコンお姉ちゃんの存在（や行動）は、礼二&矢ケ崎先輩の恋のゆくえにおいて、非常に邪魔でしかないはずなのだけど、
お姉ちゃんが礼二を心配する気持ちは、よく考えてみたら当たり前だよね。
矢ケ崎先輩としては、理想の恋人を求め続けた故のことだったとしても、過去の行いは女の敵であるのに違いないし、
礼二が欲しいからといって、嘘をついて懐に入るやり方はいかがなものかと思う。
だからお姉ちゃんが礼二を過剰に心配するのも致し方あるまい。

けれど、それら諸々の出来事があったおかげで、先輩の想いがより誠実になり、この先も礼二を大事にしてくれるであろうことは想像に難くない。

ふたりがくっつくまでが長いので、くっついてからのふたりのラブラブ話をもっと見たかった気もします。

ちなみにお姉ちゃんが弟離れする時の話は、ちょっと泣けました。。

違反を報告する

いいねしたユーザ1人

rom さん

(女性/50代) 総レビュー数：518件

レビューをシェアしよう！